TIF8・5、午前中からHKT48出演のスペシャルファンミーティング、SKE48、NGT48と48グループ連続コンボのHOTステージが立て続けに展開されたんだけど、この千秋楽ではこの後も午後3時からフジテレビ前の野外特設ステージと、イベント全体の大トリとなる夜のHOTステージにおいてもHKT48のライヴが用意されており、まさに一日HKT三昧!な趣にこちとらもある意味自分との闘い(^▽^;)

 

もちろん、その間には他の様々なアイドルグループのステージにも触れ刺激され感激させられ、もうこの頃にはアイドルフェスのロゴ入りTシャツ纏ったままフジテレビ周辺及びお台場一帯を闊歩し、アイドル達の一挙手一投足に人目もはばからず全力で反応し猛暑から身を守るため日陰の芝生に座り込んだり、という行動に何の躊躇も無くなるほどには仕上がってみた。あとおそらく、この2日間だけで1年分のアクエリアスと屋台飯を摂取した感もありあせる

 

とにかくもHKTのイベントというだけで無条件にテンション上がるところ、こんな感じで更にすっかりデキ上がった状態で迎えた午後3時、フジテレビ社屋1階広場に設営されたドリームステージにおいてHKT48のライヴがスタート!

このドリームステージはまずメジャーグループとなるHKTへの関心度プラス、会場シチュ的にTIF参加者以外の一般人の目にも触れる場所に設置された場所でのライヴであること、そして無料エリアが設けられていたこともあって、HKTのライヴ開始前の時点で入場規制がかかってフジテレビ前の通路や階段まで人が溢れるほどの盛況ぶりとなり、幸い早めに陣取ったこともあって前方エリアに入れたもののむしろ前方こそ身動きとれないほどのすし詰め状態、しかもお日様がまだ高いところにある真夏の猛暑の炎天下の中というデスマッチ感覚なライヴ体験でもあったけれども、

 

そんな極限状態のシチュにおける野外ステージにおいて、HKTメンバー達がさすがのパフォーマンスでアイドルファンだけでなく、フジテレビを訪れた不特定多数の観衆にも存在感をアピールするかのような光景を見せつけてくれたのが心地よかったわ~合格

このドリームステージ出演メンバーは、松岡はなちゃんをエース格に据えてグループの10代メンバーだけで構成された、いわばHKTフレッシュ選抜とも呼べる陣容だったけれども、セットリストは「早送りカレンダー」「桜、みんなで食べた」「スキ!スキ!スキップ!」「大人列車」「最高かよ」「メロンジュース」とHKTの看板曲かつコンサートでの勝負曲ばかりを持ってきて畳みかけるベストプログラム。それに若手主体とはいってもチームTⅡの精鋭陣を中心としつつ、はなちゃん、びびあん、まーさんD2黄金トリオを軸に、秋吉ちゃん&なつみかんみかん姉妹みるんちゃん&なっぴFAIRY W!NK、など人気ユニット揃い踏みの豪華な顔ぶれで、はなちゃん以外は選抜常連メンバーを欠いた布陣ではありながら全く見劣りしないどころか、HKTの新たな可能性をも垣間見せてくれるかのような元気いっぱいのライヴに心踊らされっぱなし、こちらもTシャツに濡れてない箇所が存在しないほどの全身汗だく状態を経験させられるタフなステージだったからねぇ(^o^;)

 

実は前日の夜、TIF2日目のトリとなるBiSHのHOTステージでのライヴが入場規制で足を運ぶことが叶わず、もしかしたら最終日の夜も大トリのHKTライヴに入れないかもしれない危惧もあったので、このドリームステージでのライヴ参加がTIFにおけるHKT見納めとなる可能性も考えて完全燃焼した部分もあったのだけれども、それにしても何十年ぶり、もしかしたら人生最大級なほどに大量な汗を体内から放出させられた最高かよ!なライヴで、HKTメンバーのステージにこういう体感をさせられたというのが痛快かつ頼もしい一時だったわ~。

 

と、気持ち的にはこれでオレ自身の今年のTIFは幕を下ろしても悔い無し、なほどに充実感を抱かされてたものの、やはり一方では更に心火が点った感もあって、ダメモトで夜の大トリ参加目指してHOTステージの入場待機列に陣取り。夜はHKT以外にもまねきケチャ、PASSPO☆とメジャーグループのステージが組まれていたこともあり、最終日のHOTステージも案の定の大盛況で入場規制がかかりなかなか列が進まず、HKTのライヴ開始時間より1時間以上早く並び始めてはいたものの入れるかどうかは微妙な情勢に…

 

ところが本当にギリギリのところで列が進んで何とか会場内に滑り込む事ができる奇跡爆発、体力的にはドリームステージ参加の時点で既にクライマックスを迎えていたものの、気合いと根性で胸のエンジンとペンライトを再点火し大トリのHKTタイムに突入メラメラ

 

このTIFの大トリ、称するならばメインイベントという大役を任されたHKTの出演メンバーには当然さっしーも加わり、基本的には今年の選抜総選挙のランクインメンバーと最新シングル曲の選抜メンバー中心に構成された現HKT主力部隊、ではあっただけれども、イベント直前でエース格の咲良と奈子ちゃんが今年のTIFに参加出来ないスケジュールとなり、今年の前半から半月板損傷の怪我でステージ活動制限されているみおたすの復調も間に合わず、そしてはるっぴも今だ休養中という状況下で迎えた今回のステージだったので、実はHKT歴代センター4人を欠いた上での対抗戦的シチュエーションの舞台、という危機感も孕んだステージでもあったんよねぇ~。

 

でもいざライヴの幕が上がれば、オープニングから「桜、みんなで食べた」「しぇからしか!」「メロンジュース」と通常のコンサートなら終盤に持ってくるような必殺技曲を投入して盤石の掴み、フォーメーションも信頼感十分な煽りは発揮するさっしーを後ろ盾に、みくりん芽瑠はなちゃんの3人がそれぞれにエース格として機能し主要メンバー不在の穴を鮮やかにカバーする迫力で、そしてこの危機的状況を逆手にとって今年加入したばかりのドラ3ホープ・期待の13歳メンバー渡部愛加里の大舞台デビューかついきなりの初センター大抜擢!という、まさにHKTの面目躍如な演出を展開してみせてくれた心意気にいちいち唸らされたわ…また、この時にあーちゃんが初の単独センターを任されたのが、奈子ちゃん衝撃の12歳センター曲だった「ウインクは3回」という選曲の妙も、こちらのオタ心をくすぐってくれる抜け目のなさでねぇ(^^ゞ

 

後半戦も「大人列車」「ロックだよ、人生は」「12秒」「最高かよ」とHKTライヴシーンにおける鉄板のアップチューン曲つるべ打ちで、まさに持ち時間の全てを全力疾走で駆け抜けるかのような、オーディエンスにも完全燃焼を求めるセトリの隙の無さが圧巻だったわ~。あと、これはたまたまそうなったのか、単にこちらの勝手な思い入れかもしれないけど、結果的にこの日ステージに立てなかった咲良、はるっぴ、みおたす、奈子ちゃん、がオリジナルにおいてはセンターを張っている楽曲たちが一通り披露された形となっていた事に気付かされた時も胸熱くさせられたし。

 

過去のTIFにおけるHKTの歴史と活躍ぶり、を遂に現場で直に体感する事が出来て本当に感激させられる最終日で、TIFというか対バン舞台における闘い方を心得ているHKTのグループとしての勝負強さ、そして旗振り役である指原莉乃という存在のプロデュース能力の高さとブレーンとしての卓越したセンスには改めて敬服させられもしたのだけれども、文句なしで最高かよなステージを堪能させられたからこその更なる欲求として、このHKTのライヴパフォーマンスに歌唱力でも求心力を発揮する迫力がもう一枚重なったらもう最強かよ!な高みにまで達することが出来るんじゃないかという願望も感じさせられて。

 

そういう意味では、プロデュース48でも高く歌唱力を評価されてる奈子ちゃんの今回の不在が、ほんの僅かながらにHKTライヴの今後の課題を提示したようにも思えて、プロ48の展開次第ではHKTにおける矢吹奈子の立ち位置が変化せざるを得ない事が懸念されている現状においては、今後の選抜メンバーに歌唱力メンバー枠を2人ほど配するような布陣というのも期待したいところ。今年の春コンツアーで歌唱力をクローズアップされた豊永阿紀ちゃんとか、様々なイベント内で歌唱力と地声の強さに一目置かれている秋吉優香ちゃんとか、歌唱パフォーマンスに期待できるメンバー自体はHKTにも備わっているからねぇ~音譜