*これは過去の記事です 今となってはチップ処理で海に使っているチップの通行可能設定を変えるのが簡単で良いと思います。なのでこの記事は参考程度でお願いします。


こちらでサンプルゲームがダウンロードできます。

ゲームを起動すると船に乗って移動ができるのみの簡単なサンプルゲームがプレイできます。これは非暗号化仕様なので中身を見ることができます。

非暗号化の中身を見る方法はこちら





216・217・218にコモンがあります。これをあなたが制作中のゲーム(基本システムでの制作に限ります)の空いている場所にコピペすることで船を使えるようになります。ただし、注意点がいくつかあるので説明していきます。





ゲームの基本設定。サンプルゲームでは画面サイズ320×240、キャラクターの移動可能方向は4方向に設定しています。影が必要な場合は設定を変えてください。移動幅は必ず1マスで使用してください。




8方向にしたい場合は【船の移動&降りる】コモンの6行目を8方向に修正するだけで変更可能です。影の設定はコモンの修正なしで変更可能です。画面サイズ、移動幅の変更はコモンの改造が必要です。




予備変数9の0番を使用しています。船に乗っている間1に降りると0になります。わかりやすい名前を付けてください。もし、すでに使用している場合はコモンを書きかえてください。




可変DB18番の95・96も使用しています。船の位置を1歩移動ごとに保存します。これにも名前を付けておきましょう。




船はマップイベントID0(必ずID0で設置してください、どうしても無理な場合はコモンを書きかえてください)で設置します。プレイヤー接触、すり抜けに設定するのを忘れないよう気を付けてください。影が必要な場合は設定を変えます。




ワールドマップにもう一個マップイベントが設置してありますが、これは他のマップに移動して戻ってきたときに船がマップイベントを設置した初期位置に戻ってしまうため、船を場所移動するためのものです。このイベントはID番号何番で設置しても問題ありません。





次はマップチップの設定です。船が通れる海のマップチップのタグ番号を99(複数のマップチップに99を設定しても構いません、例えば海と川で違うマップチップを使用する場合など)にしてください。これで船が通れるようになります。海から上陸する際は通行可能かどうかで判定するので特に気を付ける点はありません。なお、船を設置するマップイベントID0は必ずここで99に設定したマップチップ上に置いてください。




ワールドマップは必ず縦横ループに設定します。ループしない場合画面端で動けなくなります。(どうしてもループさせたくない場合はマップ端を通行不可のマップチップで囲ってください)




ランダムエンカウントは【船の移動&降りる】コモンの最後で行っています。このコモンは自動実行で動いているのでマップイベントのプレイヤー接触やイベント接触は起動しません。なので、ワールドマップのランダムエンカウントイベントが海にはみ出していても大丈夫。乗船中はここで設定した敵グループのみが出現します。




137行目ではメニュー画面を起動しています。

注意:今回のコモンは最小限の機能しかないので、本格的なRPGを作る際にはいろいろな改造が必要になってきます。あくまでも参考にする程度でお願いします。

お疲れさまでした、最後に宣伝です。拙作『邪神パヌーマの復活』はふりーむ!でダウンロードできます。船が入手できるDQ2程度の規模のファミコン風レトロRPGです。お暇なときにでもいかがでしょうか。