手描きバカ一代 どっと.ていらーのブログ -73ページ目

今日は、12月13日。事始め・・・ 検 京都・祇園新橋・芸妓・舞妓・

京都・祇園では、12月13日になると、


芸妓さんや舞妓さんが京舞の師匠宅へ次々と訪れて、


今年一年のお礼と来年のあいさつを行います。


お世話になった茶屋などに挨拶に出かけます。


祇園の辰己神社界隈は、


また違った風情とにぎわいがあります。




手描きバカ一代 どっと.ていらーのブログ-芸妓さん



「おめでとうさんどす~。


 今年もおたのもうします~」・・の



あいさつが交わされ、師匠から新しい舞扇を


いただいて帰るそうです。



手描きバカ一代 どっと.ていらーのブログ-舞妓さん 1


挨拶の後は、師匠より「おきばりやす」の声と共に


1年の労をねぎらう舞扇が渡され、


芸妓さんや舞妓さんは、また1年の精進を誓うという。



手描きバカ一代 どっと.ていらーのブログ-舞妓さん 2



 事始めとは、江戸幕府が12月13日から


正月の準備を始めたことに由来するといわれ、


今でも芸事を行う人々の世界では、


新年を迎える行事として欠かせないものです。



祇園井特(ぎおんせいとく)の美人画・・・検 祇園・京女・手描き・ジーンズ・和

江戸時代の作品です。


京都祇園町に住み、青楼井筒屋を経営し、


俗称が特右衛門だったために、


“祇園井特”と称したらしい。


手描きバカ一代 どっと.ていらーのブログ-祇園井特 1


八掛にも柄が入っていて、


ついつい足元に目がいきますね。・・・


八掛けとは、きものの裏地のことです。


長着の裏の、胴裏に続く下の部分。


前後のすそ布4枚、おくみすそ2枚、えり先布2枚、


合わせて8枚になることから


この名がついたと言われています。


すそ取り、すそ回し、すそ裏とも呼ばれています。


袖口と裾で部分的に表に見えます。


手描きバカ一代 どっと.ていらーのブログ-祇園井特 2


昔はおひきずりだったので、


裏側がより目にとまる場面が多いです。



手描きバカ一代 どっと.ていらーのブログ-祇園井特 3

何かの時には裏側も見えるという配慮と


江戸幕府の奢侈禁止令に従わなければなりません。


それで裏地のおしゃれ文化ができたようです。


表地と八掛けの色の組み合わせを楽しむということです。



・・オッサレェ~・・・



こちらは、ジーンズに手描きした


八掛を楽しをお楽しみ下さい。

手描き ♪芸者ワルツは思い出ワルツ♪・・・・検 ジーンズ・和・京都・和柄・祇園

そりゃ京都ですから、舞妓さん芸妓さんですよね。


お座敷に呼ばれて、新橋通の石畳を歩く


芸者さんの姿は、ほんま格好いい!


舞妓さんとは、また全然違う色香が漂う。


静止したひとつの仕草・ポーズに


凛としたものがありますね。




手描きバカ一代 どっと.ていらーのブログ-芸妓 1


黒い着物に、


裾チラリの襦袢をちょと赤く派手目に・・・・

 


 ♪あなたのリードで 島田もゆれる♪


 ♪チーク・ダンスの なやましさ♪


 ♪みだれる裾も はずかしうれし♪


 ♪芸者ワルツは 思いでワルツ♪



手描きバカ一代 どっと.ていらーのブログ-芸妓 2


※芸妓さんとは・・・


一般的には芸者さんと呼ばれる場合が多いです。


踊りや三味線などの日本の伝統芸能で


宴を盛り上げるプロフェッショナルな


エンターティナーです。


コンパニオンと違ってほとんどの芸者さんは、


これを生業としており、一人前になる為に


身につけた踊りや三味線などの芸で、


お座敷でお客さまをもてなします。


また、芸妓さんにはいろいろな呼び方があり、


関東では『芸妓』『芸者』、


関西では『芸子』です。


修行中の芸者は『半玉(はんぎょく)』と呼ばれますが、


京都では『舞妓』です。


芸妓さんが出入りするこの祇園界隈は


「花街(はなまち)」とも言われ、


芸妓さんの世界は「花柳界(かりゅうかい)」と


言います。


これは“柳緑花紅”から


あでやかな世界を意味しています。


“柳緑花紅”とは、 人の手を加えずに、


自然の姿のままこそ真実だという意味で、


また、無理に構えることなく、柳は緑で、花は紅でよい。


それぞれが自分の色を持っていていいんですよ・・


という意味でもあるそうです。・・・・



 なるほどいい表現ですね。




手描きバカ一代 どっと.ていらーのブログ-芸妓 3

京都市東山区の祇園一帯など花街では、


新暦八月一日に、芸妓や舞妓がお茶屋や芸事の


師匠宅へあいさつに回るのが伝統行事になっています。

 


芸妓・舞妓さんたちは、絽の黒紋付きという正装です。


 “おめでとうぉ~さんどす 

 よろしゅぅ~おたのもうしますぅ~”・・・・・