入院生活のグチ、書き始めたら3回めになっちゃった。

 

今回のは、私自身のことではないんだけど。
 

①靴下問題
夏の病棟は、冷房が効いていて、結構足先が冷えた。冷房、あまり得意じゃないので、レッグウォーマーを2組持って、入院した。
ソックスエイドの存在は知っていたけど、それほど使わないだろうと思って、買わなかった。

術直後は、私は、マジックハンドを使って、靴下を足先にひっかけて、術足じゃない方の足で靴下を引っ張っり上げて、靴下を履いていた。その後、膝を曲げられるようになってからは、なんとか手を使ってはけるようになったけど…他の患者さん、結構裸足の方がいて、気になった。「あなた、ご自分で履けるの?いいわねえ」って、リハビリの待ち時間に、何人かに言われた。

あのー、履けないうちは手伝ってもらえばいいんですよ。ほとんどの患者さんが術後向き合う不便さなのは、ナースも(たぶん全員)知ってるはず。

お隣の患者さんは看護師に「靴下、お願いします」って頼んでた。

もしかして、頼まれるまでしないのか?病棟、冷房で寒いよ?風邪ひいてる職員も何人かいるよね?

 

「自分で、できるようになるために、自分でしましょう」という意図があるにしても、できるところまて見守って、できないなら手伝えばいいじゃない。

リハビリ、どれくらいやってるか確認して…足をベッドに上げられなくても、膝を外側に開く動作とか、できそうなことだけでも、本人にしてもらえば、ベッドサイドでだってリハビリになる。

リハビリ室では、靴や、靴下の脱ぎ履きがどこまでできるか、初めの頃から、できるまで確認してくれていたよ。


②看護計画立ててるの?
貯血の時にご一緒したことがあった、個室の患者さんと、リハビリの待ち時間に、隣り合わせになった。手術は同じ日。

私は、一人で病棟内を歩いて自主トレ?してたけど、その人は、「歩くように言われてるけど、見守りが必要だから、一人じゃ歩けないのよ,」って。え?担当看護師、新人と組んで、二人ついてることもあるし、他の患者さんが、看護師に付き添われて歩いてるのも見かけるよ?。

「担当のナースに付き合ってもらえばいいんですよ」って言ったけど、言えないでいたのか。廊下でお会いすることはなかった。

本人が遠慮してるのかもしれないけど…。4人部屋は、トイレがついてないから、廊下に出てトイレまで歩く。ついでに、デイルームで外眺めたり、自販機の飲み物飲んで気分転換したりもできる。

個室はトイレがついてるのは便利だけど、病室内しか歩かなかったら、全然動かないのでは…。
歩くって言ったって、病棟内なんてたかが知れてるんだから、部屋から出て、デイルームで休んで、部屋に戻る、くらいの日課を計画すればいいのに。
その方は、退院後、一人暮らしに戻らなきゃならないし、ウォーキングが趣味で、動けなくなるまでギリギリ手術を避けてたくらいアクティブな人なのに。…そして、高い個室料金を払っている患者さんだったのに。

 

整形・スポーツ外科って言っても、この手術してる人は高齢の方が多かった。

貧血対策や後出血や血栓のチェックなんか、すごく丁寧にやってたし、リハビリもそのあたりは慎重だったと思う。でも、年齢が高くなれば、なるほど、使わなければ筋力が落ちるのは早いし、取り戻すのに時間がかかる。

 

自宅や病院で寝たきりだった方たちが、ホームに来て、トイレに座れるようになって(ブラボー!)、車いすを自分で動かすようになって、平行棒や歩行器で歩けるようになったのを何人も見てる。

「先生に見てほしいんです!」って立って見せてくれる方がいると、ほんとに嬉しい。

リハビリは、あきらめないでほしいし、関節や筋肉が固まってしまう前に働きかけるの、すごく大切な事だと思うの。

 

今は、術後の早期リハビリが重視されている。病院でも、理学療法士さんはやってくれていたけど、リハビリテーションは、生活を取り戻すものでしょ。決して、理学療法、だけがリハビリじゃない。

 

エラそうなこと言って、って言われても構わない。

私、看護学生の頃や、病棟勤めを始めた頃に、患者さん大事にしすぎて、回復遅らせちゃいかねない計画を立てて(回復をすすめる計画を立てないで)、指導者や先輩に結構怒られた。「この人、これはできると思わない?」「できるか確認した?」「なんでできないと思ったの?」って。

 

もちろん、回復するために安静を保つことも大切。苦痛を和らげるために、命を守るために、そっとしておくことが最優先されることもある。

 

だけどね。

老人ホームのお年寄りたちが、肺炎にもならないで、なんだか長生きしているのは、一見スパルタみたいに見えるけど、ベッドから離れて食堂まで来て、トイレに座って、一生懸命車いす自分でこいで…って、過ごしているからじゃないかと思うのよ。いつか、体が衰えて、手伝いが必要になる時は私たちが引き受けるから。

わざわざ運動する、ということではなくて、動かせるところを動かし続けることって、きっと、生きる事に繋がっているんだと、思うんだ。

 

お昼の食事介助、介護士さんだけじゃなく、看護師も、理学療法士も栄養士も、手伝ってるようなホームで働いているとさ、リハビリだって、みんなでやるしかないんだもん。嚥下のためのお口の運動とか、通りすがりにハイタッチして、腕をあげてもらう運動とか。一緒に遊んでるようなものだけど。周りにいるお客様が一緒にやりたがったりしてね。楽しい。

 

整形外科とリハビリテーションって、すごく近いと思うんだけどなあ。

…。