iphoneの新型が新発売されましたね。
「stay hungry, stay foolish!」
この言葉は、ご存知の方も多い方かと思いますが、アップルの創始者であり、マッキントッシュを生み出したスティーブン・ジョブズが、アメリカ西海岸の私立名門校のスタンフォード大学の卒業式に招かれた時のスピーチでの発言です。
ボクは、東京五輪誘致のプレゼンテーション映像を捜しているうちに、再度、ジョブズの演説に出逢い、聞き直して、今更のように納得したので、今回の記事を書く気になりました。
リンゴのアイコンのPCとの出会いは、1990年代で、一つ目小僧のような9インチ黒白モニターのちっちゃいマックを、当時35万円で、知り合いの宝飾デザイナが自分の作品のデータベースに使っていました。
その当時でも、ワイヤーながらCGで、ゆっくりとした動きながら宝石デザインの輪郭を見せてもらったことを鮮烈に覚えています。
ショックでした。
そんなマシンを世に出したスティーブン・ジョブズは、ボクの神さまになりました。
ジョブズは、自分のイメージした創造物にとても忠実で、それに近づくことに、自分はもとより、まわりのスタッフに過酷なまでに強く創作を求めたことは有名です。
何が言いたいかというと、「常にハングリーでいろ」。これは判りますよね。
でも、「 stay foolish!」が、すみません、わかりませんでした。
スタンフォード大学は、東の名門ハーバード大学に肩を並べる超エリート校です。
彼は中退しています。
その卒業生に対してのメッセージとして、その真意が、ボクとしては、正直判らなかったのです。
スタンフォード大学は、ボクが大学4年生の時、招待されて、3日ほど滞在して、授業にも参加したこともあり、とても綺麗な素晴らしい大学です。
その当時迎えてくれた生徒会会長は、映画俳優のポール・ニューマンそっくりで(カラダは太っていましたが)、カリフォルニア州では禁止のマリファナを無理矢理吸わされ、しこたまビールとウィスキーを飲まされた、楽しい思い出があります。
余談でした。
「 stay foolish!」は、ボクなりの解釈かもしれませんが、「自分の夢に対して愚直でいろ!」「自分の欲望や目標に対して、愚直なまでに進んでいけ!」というメッセージなのだと伝わりました。
これで、スッキリしました。
頭のいい人ほど、あれこれ考え過ぎて前へ進めない。
失敗することを先に考えて、言い訳とかを用意する事に、時間を使ってしまいがちだそうです。
こういうことだったのですね。
坂本龍馬がそうでしたね。
己のことはさておき、日本の将来を信じて、愚直なまでに突き進んでいったからこそ、偉業をなし遂げたのだと思います。
さて、ボクもなすべきこと、果たしたいことに、愚直になってやらかそうと決めました。
今日も最後まで、おつきあい頂きまして、ありがとうございます。感謝!
前回のブログで、東京五輪誘致ファイナルプレゼンテーションについて書きました。
「誰がいちばんの貢献者か?」
やっぱり気になっている部分もあったので、その後の帰国したメディアの記者のレポートとか、ネットで調べたりしていると、
どうやら、最初に演壇に立たれた、恐れながら、高円宮妃久子さまの功績が大きいようです。
スペインのフェリペ皇太子(全名はドン・フェリペ・フアン・パブロ・アルフォンソ・デ・トードス・ロス・サントス・デ・ボルボン・イ・グレシア、すごく長い名前ですね)のプレゼンテーションが、あまりにも情熱的過ぎて、IOCのメンバーが引いてしまったとか。
それに対して、高円宮妃久子さまの女性ならではのソフトで、エレガントな話されようが、スピーチ内容と相まって好印象を与えたようです。
直接的な、東京五輪誘致への言及がなく、震災へのお礼と感謝の意を述べることに終始したのも良かったんですね。
かつてのイチロー選手並みの素晴らしいリードオフマン(ウーマン?)の役割を果たされたのです。
(それ以上だと、皇室の政治的利用だと突っ込まれかねないですし)
でも、改めて、スピーチ内容を調べてみると、初めて知る「つばさ・プロジェクト」というのが出て来て、これが、佐藤真海さんらのスピーチにリンクしていき、相乗効果を生み出して、勝利へと繋がったのだなと納得しました。
私も経験がありますが、数人による総合的プレゼンテーションは、計算です。
しっかり緩急をつくって演出シナリオをつくり、各プレゼンターがその役目を果たして始めて機能するものですから。
ご参考までに、宮内庁が国際オリンピック委員会(IOC)総会で行われた、高円宮妃久子さまのお言葉の全文と翻訳を発表しましたので、詳細を紹介しておきます。以下が誘致に大きく貢献したスピーチです。
【フランス語】
会長、IOC委員の皆様、本日この場で皆さまの前でお話しさせていただく機会を得たことは、大変光栄です。
まず、日本の国民を代表して、皆さまに「ありがとう(感謝)」の気持ちを伝えさせていただきます。
2011年、日本は大きな地震と津波に襲われました。その際、IOC及びスポーツ界の皆さまは、支援の手を差し伸べてくださいました。日本は、そのご厚意を決して忘れることはありません。その御礼の意味でも、私たちは、将来に向かって歩き出したいと願っています。
皆さまに私の言葉をより明確に伝えることができるよう、ここからは英語でお話しさせていただきます。
【英語】
IOC評価委員会の委員の皆さまは、本日ここに私がいることを驚いていらっしゃるかと思います。
実は、私自身も皆さまと同様に驚いております。(東京で、 皇室の役割や立ち位置についてお話ししたことは、現在でも当てはまります。)
しかしながら、私は、直接IOCの皆さま方おひとりおひとりに、心からの感謝 をお伝えすることができることを、大変うれしく思っております。
IOCによる特別な支援プログラムである「TSUBASAプロジェクト」は、多くの子供たちに笑顔をもたらしました。そして、若いアスリートたちに 希望を与えました。
「TSUBASA」とは、日本語で翼(wing)を意味します。多くの若者たちが、この翼により、将来の夢に向かって、羽ばたいていく ことを期待しております。
皆さまは、オリンピック・ムーブメントの精神のもと、若い人たちに夢とモチベーションを与えてくださいました。そして勇気と信念を持って、前に進んでいくべきだということを教えてくださいました。
オリンピックの重要な側面としてレガシーを遺すということがあると伺いました。この若い人たちの心の中に、必ずやオリンピックのレガシーが生き続けていくことでしょう。
IOCの総会でお話しするのは初めてのことかもしれませんが、日本の皇族は常に積極的にスポーツを支援してきました。
例えば、宮さまは熱心なスポーツマンでいらっしゃいました。そして、私は、宮さまが務めていらした9つのスポーツ団体の名誉総裁を引き継ぎました。(おかげさまで、それにより、私はとても忙しく過ごしております。)
オリンピズムの哲学を実践し、その推進において成功を続けるIOCは賞賛に値します。私はこれまで様々な機会にオリンピックファミリーの皆さまとお 会いしてきましたが、これほど大勢が一堂に会したところを拝見したことは未だかつてございません。
実に見事な光景であることを感心するとともに、皆さまと ともに過ごした多くの良い思い出が目に浮かびます。また、このたび新たに多くの方々とお知り合いになれたことを嬉しく思いますし、今後再び皆さまとお会い できることを祈っています。
もしかすると、この特別な時間を皆さんと共有することができたことによって、将来、私を大きく捉えたオリンピックファミリーの名誉的メンバーとしてお考え頂けることがあるかも知れません。
さて、これから、いよいよTEAM JAPANのプレゼンテーションが始まります。
ご存知のように、彼らは大変な努力を注ぎ込んでまいりましたので、このプレゼンテーションを皆さまが説得力のあるものとして聞いていただけることを願っています。
このような機会を与えてくださり、ありがとうございました。
以上。
今回も最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。感謝!
アマゾンでプレゼンテーション技術の教材ストアがあります。参考にされては
http://astore.amazon.co.jp/presentation-technique-22
「誰がいちばんの貢献者か?」
やっぱり気になっている部分もあったので、その後の帰国したメディアの記者のレポートとか、ネットで調べたりしていると、
どうやら、最初に演壇に立たれた、恐れながら、高円宮妃久子さまの功績が大きいようです。
スペインのフェリペ皇太子(全名はドン・フェリペ・フアン・パブロ・アルフォンソ・デ・トードス・ロス・サントス・デ・ボルボン・イ・グレシア、すごく長い名前ですね)のプレゼンテーションが、あまりにも情熱的過ぎて、IOCのメンバーが引いてしまったとか。
それに対して、高円宮妃久子さまの女性ならではのソフトで、エレガントな話されようが、スピーチ内容と相まって好印象を与えたようです。
直接的な、東京五輪誘致への言及がなく、震災へのお礼と感謝の意を述べることに終始したのも良かったんですね。
かつてのイチロー選手並みの素晴らしいリードオフマン(ウーマン?)の役割を果たされたのです。
(それ以上だと、皇室の政治的利用だと突っ込まれかねないですし)
でも、改めて、スピーチ内容を調べてみると、初めて知る「つばさ・プロジェクト」というのが出て来て、これが、佐藤真海さんらのスピーチにリンクしていき、相乗効果を生み出して、勝利へと繋がったのだなと納得しました。
私も経験がありますが、数人による総合的プレゼンテーションは、計算です。
しっかり緩急をつくって演出シナリオをつくり、各プレゼンターがその役目を果たして始めて機能するものですから。
ご参考までに、宮内庁が国際オリンピック委員会(IOC)総会で行われた、高円宮妃久子さまのお言葉の全文と翻訳を発表しましたので、詳細を紹介しておきます。以下が誘致に大きく貢献したスピーチです。
【フランス語】
会長、IOC委員の皆様、本日この場で皆さまの前でお話しさせていただく機会を得たことは、大変光栄です。
まず、日本の国民を代表して、皆さまに「ありがとう(感謝)」の気持ちを伝えさせていただきます。
2011年、日本は大きな地震と津波に襲われました。その際、IOC及びスポーツ界の皆さまは、支援の手を差し伸べてくださいました。日本は、そのご厚意を決して忘れることはありません。その御礼の意味でも、私たちは、将来に向かって歩き出したいと願っています。
皆さまに私の言葉をより明確に伝えることができるよう、ここからは英語でお話しさせていただきます。
【英語】
IOC評価委員会の委員の皆さまは、本日ここに私がいることを驚いていらっしゃるかと思います。
実は、私自身も皆さまと同様に驚いております。(東京で、 皇室の役割や立ち位置についてお話ししたことは、現在でも当てはまります。)
しかしながら、私は、直接IOCの皆さま方おひとりおひとりに、心からの感謝 をお伝えすることができることを、大変うれしく思っております。
IOCによる特別な支援プログラムである「TSUBASAプロジェクト」は、多くの子供たちに笑顔をもたらしました。そして、若いアスリートたちに 希望を与えました。
「TSUBASA」とは、日本語で翼(wing)を意味します。多くの若者たちが、この翼により、将来の夢に向かって、羽ばたいていく ことを期待しております。
皆さまは、オリンピック・ムーブメントの精神のもと、若い人たちに夢とモチベーションを与えてくださいました。そして勇気と信念を持って、前に進んでいくべきだということを教えてくださいました。
オリンピックの重要な側面としてレガシーを遺すということがあると伺いました。この若い人たちの心の中に、必ずやオリンピックのレガシーが生き続けていくことでしょう。
IOCの総会でお話しするのは初めてのことかもしれませんが、日本の皇族は常に積極的にスポーツを支援してきました。
例えば、宮さまは熱心なスポーツマンでいらっしゃいました。そして、私は、宮さまが務めていらした9つのスポーツ団体の名誉総裁を引き継ぎました。(おかげさまで、それにより、私はとても忙しく過ごしております。)
オリンピズムの哲学を実践し、その推進において成功を続けるIOCは賞賛に値します。私はこれまで様々な機会にオリンピックファミリーの皆さまとお 会いしてきましたが、これほど大勢が一堂に会したところを拝見したことは未だかつてございません。
実に見事な光景であることを感心するとともに、皆さまと ともに過ごした多くの良い思い出が目に浮かびます。また、このたび新たに多くの方々とお知り合いになれたことを嬉しく思いますし、今後再び皆さまとお会い できることを祈っています。
もしかすると、この特別な時間を皆さんと共有することができたことによって、将来、私を大きく捉えたオリンピックファミリーの名誉的メンバーとしてお考え頂けることがあるかも知れません。
さて、これから、いよいよTEAM JAPANのプレゼンテーションが始まります。
ご存知のように、彼らは大変な努力を注ぎ込んでまいりましたので、このプレゼンテーションを皆さまが説得力のあるものとして聞いていただけることを願っています。
このような機会を与えてくださり、ありがとうございました。
以上。
今回も最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。感謝!
アマゾンでプレゼンテーション技術の教材ストアがあります。参考にされては
http://astore.amazon.co.jp/presentation-technique-22
2020年の五輪開催を決める最終プレゼンテーションがアルゼンチンの首都・ブエノスアイレスで行われ、東京招致団(チームジャパン)の最終プレゼンテーションは、まさに神懸かり的な見事な45分間で、勝利しましたね。
IOC(国際オリンピック委 員会)のジャック・ロゲ会長が「とても印象的だった」と称えたように、笑顔とボディランゲージよろしく表現豊かにスピーチしたことが、IOC委員のハートに確実に伝わったように思えます。
高円宮妃久子さまが東日本大震災の各国からの支援に対して、まず、IOC第一公用語のフランス語で、次に英語で感謝の気持ちを述べられた後、走り幅跳びパラリンピック選手の佐藤真海さん(パラリンピアン、こんな呼称は今回初めて知りました)やロンドンオリンピック銀メダリスト・フェンシングの太田雄貴氏、女子体操選手の田中理恵さん、2010年のシンガポールユースオリンピック女子トライアスロン 金メダリストの佐藤 優香選手など、現役アスリートなども登壇し、慣れないながらも英語でプロンプターを見ないで魂のプレゼンを披露しました。感動的でした。相当、練習を重ねてきたそうです。
実は、当日、3時過ぎから起床して、最初の選挙の実況からテレビ画面を食い入るように見ていました。
東京開催は確信していましたので、その瞬間を味わいたくて。
で、「Tokyo」という文字がこの目に入ってきた時、はるか大昔、大学受験の合格番号が3Dのように目に飛び込んできた時のことを思い出しました。
最終発表から、その後の感動インタビューまで、最後までしつこく見ていました。
すっかり寝不足にはなりましたが、その時の感動は、2020年の東京五輪で、さらに増幅されることでしょう。ライブならではの脳裏と胸に迫る浸透圧です。
うれしくうれしく(オリンピックフェチ、ミーハーを自任しています)、下記の動画サイトをつくってしましました。まあ、見てやってください。
東京五輪誘致プレゼンテーション動画完全版
http://www.youtubefan.net/athletes/tokyoolympics2020.php
でも、おバカな国もありましたね。
予選ルールをチキンと説明されていたにも係らず、まだまだ寝ぼけていたボクでも理解できたに、国家レベルのメディアが誤報を流すなんて、信じられませんね。偏見と悪意の賜物でしょうか。
しかし、 そもそも、昔から“プレゼン下手”と言われる日本人。
中にはオーバーアクションが過ぎて、私が見ても、正直、少し目を覆いたくなるようなシーンもありました。
外国の方も、ぎこちなく受け取られたスピーカーもいたのではないでしょうかね。
すると、日本大学芸術学部教授でパフォーマンス学(こんな学問分野もあるのですね)のパイオニアである佐藤綾子さんに、今回のプレゼンについて取材された記事を見つけたので紹介します。
以下「NEWSポストセブン」から抜粋
――東京の最終プレゼンはどこが良かったか。
佐藤:一人ひとりのプレゼン能力というよりも、チームプレーがもたらした成功だったと思います。適材適所でその人に合う内容を、その人に合うスタイ ルで喋っていました。例えば、滝川クリステルさんが「おもてなし」の精神を、合掌のポーズで表現しましたね。あのメンバーの中でいちばんソフトなキャラク ターだからこそ、相応しい内容と動作だったのです。
――自らの障害や震災の被害を話した佐藤真海選手のスピーチも感動を呼んだ。
佐藤:IOC委員たちの心を開いたのは間違いなく佐藤選手だったでしょうね。でも、その後のプレゼン全体の流れがスムーズにいかなければ、もしかしたらイスタンブールに敗れていたかもしれません。
そういう意味では、トリを務めた竹田(恒和・招致委員会理事長)さんの前に登壇した安倍(晋三)首相のスピーチは決め手になったといえます。安倍 さんは「LEGACY」という単語に聴衆を集中させました。これは国民が束になって努力して次の世代に遺産を受け継いでいくという意味。オリンピックは誰 か一人のスーパースターの活躍によって次に繋がるものではないという話の論法は、国のトップに相応しいスケールの大きさを感じました。これは他のスピー カーがしてもまったく響きません。
また、懸念された福島第一原発の汚染水問題。安倍さんは心臓のある胸に手を当てながら、東京には一切危険がないことを主張しましたね。あれは「神 に誓って」というときに欧米人がよく使う動作。現在も未来も責任を持つというスピーチの内容と動作がぴったり合っていました。事前に鏡を見てかなり練習し たのでしょうが……。
――やはり効果的なプレゼンには、身ぶり手ぶりが必要だということか。
佐藤:顔の表情や声の強弱、動作のバランスも取れなければ、せっかくスピーチの内容が立派でも打ち消されることがあります。プレゼンの目的を妨げる すべての要素をパフォーマンス学では「ノイズ」と呼びます。安倍さんのプレゼンはノイズが感じられずに自然体でした。
(中略)
――そもそも、日本人は身ぶり手ぶりを使ったプレゼンは下手だし、合う人と合わない人がいる。
佐藤:そう、誰もがスティーブ・ジョブズさんのように上手なプレゼンができるわけではありません。でも、日本にだって小泉(純一郎)元首相や、その 息子さんの進次郎さんのように、言葉と動作が合って人を惹き付けるプレゼンができる人はたくさんいます。「自分はそんなアピールはできない」と諦めるばか りではなく、上手なスピーチをもっと参考にして欲しいですね。
――その人に合ったプレゼン力を習得するのは非常に難しい。それはビジネスマンも痛感していると思う。
佐藤:自身のキャラクターと内容が合ってなければうまくいかないことは確かです。例えば、ユニクロの柳井正社長は声もそれほど大きくないし、スピーチで派手な動作もしません。それでいて、「挑戦しなければ未来はない」なんてことをサラリと言います。
裏を返せば、チャレンジしない人は必要ないとキツイ内容になっているのです。つまり、ご自分の言葉がかなり強いメッセージになっていることを知っているがために、敢えて動作で強くせずにバランスを取っているのでしょう。それもひとつの手法です。
――これからの日本人は、五輪招致団が見せたようなプレゼン力が試される機会が多くなる。
佐藤:これだけグローバル化が進んでいるのに、さまざまな国際会議の場で日本人だけが言葉はボソボソ、顔の表情も動かないようでは大きな成果は得られませんし、ますます世界から取り残されていきます。それはビジネスの世界でも同じです。
今回、五輪招致のプレゼンは成功しましたが、開催までに7年もあります。その間、選手村を建てるのに多くの企業がプレゼンをしなければならないで しょうし、旅行会社から食品メーカーからすべて向こう7年間は“プレゼン合戦”の日々になるでしょう。もちろん、海外のビジネスマンだって五輪決定を機に 多く日本に入ってくる。
五輪の招致活動で見せたチームプレーは、プロジェクトごとにチームで仕事を取りに行くビジネスの世界でも当てはまる大事なプレゼン力です。今こそ、日本人は「成功するプレゼン」の組み立て方を身につける時期にきていると思います。
以上。
私も、以前、広告企画制作という職業柄、プレゼンテーションは必須の仕事で、大中小各レベルのものを相当数してきました。英語でのプレゼンも2度ほどありました。
今後は、7年後の開催に向けて、プレゼンテーションの機会は、ビジネスマンに限らず、商店街のおっちゃん、おばちゃんも英語によるプレゼン力が必要になってくるような気がします。
あなたも、是非、トレーニングしてみてはいかがでしょう。
あなたの、一生涯の武器になります。
下記のサイトを見て参考にしてください。
「東京五輪誘致プレゼンテーション動画完全版」
http://www.youtubefan.net/athletes/tokyoolympics2020.php
IOC(国際オリンピック委 員会)のジャック・ロゲ会長が「とても印象的だった」と称えたように、笑顔とボディランゲージよろしく表現豊かにスピーチしたことが、IOC委員のハートに確実に伝わったように思えます。
高円宮妃久子さまが東日本大震災の各国からの支援に対して、まず、IOC第一公用語のフランス語で、次に英語で感謝の気持ちを述べられた後、走り幅跳びパラリンピック選手の佐藤真海さん(パラリンピアン、こんな呼称は今回初めて知りました)やロンドンオリンピック銀メダリスト・フェンシングの太田雄貴氏、女子体操選手の田中理恵さん、2010年のシンガポールユースオリンピック女子トライアスロン 金メダリストの佐藤 優香選手など、現役アスリートなども登壇し、慣れないながらも英語でプロンプターを見ないで魂のプレゼンを披露しました。感動的でした。相当、練習を重ねてきたそうです。
実は、当日、3時過ぎから起床して、最初の選挙の実況からテレビ画面を食い入るように見ていました。
東京開催は確信していましたので、その瞬間を味わいたくて。
で、「Tokyo」という文字がこの目に入ってきた時、はるか大昔、大学受験の合格番号が3Dのように目に飛び込んできた時のことを思い出しました。
最終発表から、その後の感動インタビューまで、最後までしつこく見ていました。
すっかり寝不足にはなりましたが、その時の感動は、2020年の東京五輪で、さらに増幅されることでしょう。ライブならではの脳裏と胸に迫る浸透圧です。
うれしくうれしく(オリンピックフェチ、ミーハーを自任しています)、下記の動画サイトをつくってしましました。まあ、見てやってください。
東京五輪誘致プレゼンテーション動画完全版
http://www.youtubefan.net/athletes/tokyoolympics2020.php
でも、おバカな国もありましたね。
予選ルールをチキンと説明されていたにも係らず、まだまだ寝ぼけていたボクでも理解できたに、国家レベルのメディアが誤報を流すなんて、信じられませんね。偏見と悪意の賜物でしょうか。
しかし、 そもそも、昔から“プレゼン下手”と言われる日本人。
中にはオーバーアクションが過ぎて、私が見ても、正直、少し目を覆いたくなるようなシーンもありました。
外国の方も、ぎこちなく受け取られたスピーカーもいたのではないでしょうかね。
すると、日本大学芸術学部教授でパフォーマンス学(こんな学問分野もあるのですね)のパイオニアである佐藤綾子さんに、今回のプレゼンについて取材された記事を見つけたので紹介します。
以下「NEWSポストセブン」から抜粋
――東京の最終プレゼンはどこが良かったか。
佐藤:一人ひとりのプレゼン能力というよりも、チームプレーがもたらした成功だったと思います。適材適所でその人に合う内容を、その人に合うスタイ ルで喋っていました。例えば、滝川クリステルさんが「おもてなし」の精神を、合掌のポーズで表現しましたね。あのメンバーの中でいちばんソフトなキャラク ターだからこそ、相応しい内容と動作だったのです。
――自らの障害や震災の被害を話した佐藤真海選手のスピーチも感動を呼んだ。
佐藤:IOC委員たちの心を開いたのは間違いなく佐藤選手だったでしょうね。でも、その後のプレゼン全体の流れがスムーズにいかなければ、もしかしたらイスタンブールに敗れていたかもしれません。
そういう意味では、トリを務めた竹田(恒和・招致委員会理事長)さんの前に登壇した安倍(晋三)首相のスピーチは決め手になったといえます。安倍 さんは「LEGACY」という単語に聴衆を集中させました。これは国民が束になって努力して次の世代に遺産を受け継いでいくという意味。オリンピックは誰 か一人のスーパースターの活躍によって次に繋がるものではないという話の論法は、国のトップに相応しいスケールの大きさを感じました。これは他のスピー カーがしてもまったく響きません。
また、懸念された福島第一原発の汚染水問題。安倍さんは心臓のある胸に手を当てながら、東京には一切危険がないことを主張しましたね。あれは「神 に誓って」というときに欧米人がよく使う動作。現在も未来も責任を持つというスピーチの内容と動作がぴったり合っていました。事前に鏡を見てかなり練習し たのでしょうが……。
――やはり効果的なプレゼンには、身ぶり手ぶりが必要だということか。
佐藤:顔の表情や声の強弱、動作のバランスも取れなければ、せっかくスピーチの内容が立派でも打ち消されることがあります。プレゼンの目的を妨げる すべての要素をパフォーマンス学では「ノイズ」と呼びます。安倍さんのプレゼンはノイズが感じられずに自然体でした。
(中略)
――そもそも、日本人は身ぶり手ぶりを使ったプレゼンは下手だし、合う人と合わない人がいる。
佐藤:そう、誰もがスティーブ・ジョブズさんのように上手なプレゼンができるわけではありません。でも、日本にだって小泉(純一郎)元首相や、その 息子さんの進次郎さんのように、言葉と動作が合って人を惹き付けるプレゼンができる人はたくさんいます。「自分はそんなアピールはできない」と諦めるばか りではなく、上手なスピーチをもっと参考にして欲しいですね。
――その人に合ったプレゼン力を習得するのは非常に難しい。それはビジネスマンも痛感していると思う。
佐藤:自身のキャラクターと内容が合ってなければうまくいかないことは確かです。例えば、ユニクロの柳井正社長は声もそれほど大きくないし、スピーチで派手な動作もしません。それでいて、「挑戦しなければ未来はない」なんてことをサラリと言います。
裏を返せば、チャレンジしない人は必要ないとキツイ内容になっているのです。つまり、ご自分の言葉がかなり強いメッセージになっていることを知っているがために、敢えて動作で強くせずにバランスを取っているのでしょう。それもひとつの手法です。
――これからの日本人は、五輪招致団が見せたようなプレゼン力が試される機会が多くなる。
佐藤:これだけグローバル化が進んでいるのに、さまざまな国際会議の場で日本人だけが言葉はボソボソ、顔の表情も動かないようでは大きな成果は得られませんし、ますます世界から取り残されていきます。それはビジネスの世界でも同じです。
今回、五輪招致のプレゼンは成功しましたが、開催までに7年もあります。その間、選手村を建てるのに多くの企業がプレゼンをしなければならないで しょうし、旅行会社から食品メーカーからすべて向こう7年間は“プレゼン合戦”の日々になるでしょう。もちろん、海外のビジネスマンだって五輪決定を機に 多く日本に入ってくる。
五輪の招致活動で見せたチームプレーは、プロジェクトごとにチームで仕事を取りに行くビジネスの世界でも当てはまる大事なプレゼン力です。今こそ、日本人は「成功するプレゼン」の組み立て方を身につける時期にきていると思います。
以上。
私も、以前、広告企画制作という職業柄、プレゼンテーションは必須の仕事で、大中小各レベルのものを相当数してきました。英語でのプレゼンも2度ほどありました。
今後は、7年後の開催に向けて、プレゼンテーションの機会は、ビジネスマンに限らず、商店街のおっちゃん、おばちゃんも英語によるプレゼン力が必要になってくるような気がします。
あなたも、是非、トレーニングしてみてはいかがでしょう。
あなたの、一生涯の武器になります。
下記のサイトを見て参考にしてください。
「東京五輪誘致プレゼンテーション動画完全版」
http://www.youtubefan.net/athletes/tokyoolympics2020.php