『たいらたいらに、どなたがさせた
つるりのぺりに、いつからなった
でっぱるわ。
パルコはことしも、どんどんでっぱるこ』
これは、1990年元旦に掲載された西武パルコの新聞広告の文章で、とてもエッジの効いた、ボクのお気に入りのコピーの一つです。
ボクの印象では、当時のパルコは、ファッション界のフロントランナーのような存在でした。
コピーは、売れっ子コピーライターの糸井重里さんの手によるものです。
「不思議、大好き」「甘い生活」など、覚えておられるかもしれませんね。
(糸井重里さんは、今では「ほぼにち手帳」やNHK番組の司会(トップランナーだったかな)、女優の樋口可南子さんーソフトバンクCMのお母さん役ーの夫としての方が有名なのかな?)
どうして、こんな古いコピー(広告文章)を引っ張り出してきたかというと、
何だか、目立つことを避け、キズつくことを恐れ、誤解されるのがイヤで、積極的に交流の輪の中に入って行こうという気持ちが薄くなっているような気がしているからです。
真からのコミュニケーションが難しくなっているのでは。
「引きこもり」、高齢者の「閉じこもり」という暗い話になってしましそうなので、話を引き戻します。
伝えたかったのは、「さらけだすと、愛される」、です。
大阪の芸人は、自虐ネタで受けを狙います。
見苦しいときもありますが、笑ってしまいますよね。
自分にも、けっこう似たような失敗や経験があるからなのでしょうか?
“芸の無さ”をツッコミたくなる一方で、許したるわ、という気分になります。
ココ・シャネルの伝記を読んでいると、「欠点は魅力の一つになるのに、みんな隠すことばかりを考える。
欠点をうまく使いこなせばいいのに」と言ってます。
ファッションは、考えれば、自分の体型をうまく表現することなので、なるほどなぁ。
ラ・ロシュフコー(フランスの作家、「道徳的反省」の中の名言が知られています)は、
「優れた特性よりも、欠点によって、気に入られることの方が、かえって多い」とも言っています。
また、イギリスの詩人であり社会思想家のエドワード・カーペンターは、彼らしいこ難しい表現で、
「人の悪徳、欠点は、牡蠣の中の砂粒のようなものだ。われわれは、これを真珠にしなければならない」
と語っています。
優等生より、完璧な人より(そんな人は、いないか)、ちょっとダメなヤツの方が親近感を覚えるは、正直ありますよね。
心理的に、相手に優越感を与え、コイツは敵ではないなと、油断させる効果があります。
効用がありそうなので、自分の恥ずかしい部分、過去、ダメダメ性格を、どんどんさらけ出して、人間関係を豊かにするのも、いいかなぁ。勇気が要るけど。
今日も、最後までおつきあいありがとうございました。感謝!
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「感情を表現すればするほど、受け取れる力が強くなる」のだそうです。
「受け取る力」とは何でしょう。
(ボクなりの解釈は、文末で)
受け取る力は、日本人の国民性のためか、弱いとされています。
例えば、褒められても、「イヤイヤ、私なんか、、、」と、謙譲の美徳を発揮してしまい、賞賛を素直に受け取らない。
少し以前のことですが、電車の中での光景。
小学校低学年の少年が、恥ずかしそうに、顔を真っ赤にしながら、勇気を出して、お婆さんに自分の席を譲ろうと声をかけました。
ご両親や学校で“敬老”のことを教えられたのでしょうか。彼は実践しました。
ところが、そのお婆さんは、彼の好意を受け取りませんでした。
「もうすぐ降りるからね、あなた座っときなさい」って。
きっとお婆さんなりに気を使ったのだろうと思います。
でも、少年の好意と勇気は行き場を失い、しばらくモジモジして、別の車両へと移動していきました。
わずかな区間でも、お婆さんに、「ありがとう、助かったよ、座るとやっぱり楽だねぇ」とでも言って、彼の行為を受け取って欲しかったなぁ。
受取下手は、カタチを変え、いろんなシーンに現れます。
「知ったかぶり」「解ったつもりの勘違い」の類いもそうです。
「ああ、それ知っている」「聞いたことがあるから、もういいよ」なんていう台詞で、ひょっとして新しい発見や知らなかったこともあるかもしれないのに、受け取らない。
ここは、素直さと不器用さを発揮した方が、成長につながりそうです。
それで思い出したのが、立川談志師匠です。
彼は、五代目柳家小さん師匠から稽古をつけてもらっているとき、何度でも「もう一度お願いします」とか「その部分がもう一つ」などと、師匠から、物覚えの悪いヤツだ、馬鹿野郎と怒鳴られながらも食い下がったと、聞いたか読んだかしました。
覚えが悪い方が、かえって、カラダに染み込むまで、繰り返し努力できるというものです。
暴言や不遜な態度で、好き嫌いが大きく分かれる落語家の一人でもありました。
上方落語について“粋”がないとの発言で、ボクも最初は嫌いでしたが、そんな素直で、努力家の一面を知って好きになったのを覚えています。
「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥」という格言があるように、ほんとうに腑に落ちるまで粘ったほうが自分の身になるというものです。気をつけたいです。
冒頭の「受け取る力」が強くなるという意味ですが、これは「気づき」の力が強くなる、と自分では感じているのです。
「受取力」「気づき力」は、強ければ強いほど、人生や人間関係を豊かにすると思いませんか。
今日も最後まで、おつきあいありがとうございました。感謝!
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“けもの道”は、人が通っている間は、道になっていますが、少しでも、人が通らなくなると、すぐに草がぼうぼうに生え、道跡をふさいでしまします。
人の心も同じみたいです。
魂を揺り動かした著書、セミナー。
涙をいっぱい流し、感動した映画や物語。
それらに触発されて、「よっしゃ、やったるでぇ!」「頑張るぞう!」
と、せっかく決意したのに、その後、すぐに行動しないと、せっかくの感動、熱い気持ち、感情が、心から逃げて行くようですよ。
ほんとうに、まるで何ごともなかったように、あっさりと消え去ってしまします。
経験ありませんか?
道ができるか、ふさがってしまうのは、ほんとに一瞬です。
もし、何かにチャレンジしよう、やってみようと、考えたなら、とにかく、一歩を踏み出したほうが、効率がよさそうです。
詩人であり彫刻家の高村光太郎は、詩集『道程』の中で、
『どこかに通じてゐる大道を僕は歩いてゐるのぢやない
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
道は僕のふみしだいて来た足あとだ』
人は、誰でも、最初の一歩を踏み出しさえすれば、あなたの“潜在意識”が、あなたの夢や目標をナビゲーションしてくれます。
「決意」というほどの大袈裟なものでなくても、ただ、強く想い、念じることで、あなたの“潜在意識”が、望む方向へと導いてくれるのは、数々の先達の例が実証しています。
でも、どうして、人はためらうのでしょう?
ためらう負のエネルギーを自分の中に溜め込み、人生を後ろ向きに過ごすのも、これも好きずきなので、誰も否定はできませんが、それって、幸せ?、楽しい?、わくわくします?
『できないのでははくて、ただやっていないだけです。
まだやったことがないことを、「怖い」「面倒くさい」「不安だ」と思う感情は、過去の偏った経験が作り出す、ただの錯覚です。
実際にやってみれば、意外とうまくいくことの方が多いのです』
(吉田松陰「覚悟の磨き方」より)
『やってやれないことはない。やらずにできるはずがない』。あなたはできる!(斎藤一人)
今日も、最後までおつきあいありがとうございます。感謝!
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