前に書いた稲川素子さんの「精一杯は万策に勝る」や歯科医学博士・井上裕之さんの「奇跡力」で語られる「し尽くす」と共通するマインドセットですね。
それでは、この「精一杯」や「し尽くす」とうのは、どれくらいすればいいのでしょうか?
時間の概念や単位、目安があるのでしょうか?
随分以前ですが、跳馬で「ツカハラ跳び」、鉄棒では「月面宙返り」(ムーンサルト)の新技を考案した金メダリストの体操選手、塚原光男さんの講演会に参加できる機会がありました。
その中で印象に残っていた話に「十字懸垂」があります。
ご存知のように、吊り輪の種目で、両手の腕を真横に伸ばして、丁度、身体が十字のカタチになる技です。
それを習得するのには、ちょうど1万時間が必要と言っていました。
それくらいの練習時間をこなすと、不思議にピタッと技が決まるとのことでした。
やはり、ある技、スキルを身につけるのには、ある一定の練習時間が必要ということですね。
ちなみに、天才と呼ばれた画家でも、ある一定以上の修行の時間が必要のようです。
例えば、ピカソ。
生涯におよそ13,500点の油絵と素描、100,000点の版画、34,000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な美術家であると『ギネスブック』に記されており、ピカソは、歴史上最も多作な美術家であると紹介されています。
その創作時間は、当然、想像を絶するような時間数であったにちがいありません。
どこかに書いてあったのか忘れましたが、塚原さんの例にもあるように、
どういうわけか、「世界に通用する人間になるには、共通の"魔法の数字"があり、それは“1万時間”であるようです。
「世界レベルの技術に達するにはどんな分野でも、1万時間の練習が必要だということなんですね。
だとしたら、覚悟して、成功したい分野、カテゴリーで1万時間かけて努力すれば、必ず成功するということになります。
天才だって努力しているですから、凡人は、やるしかないでしょう。
イチロー選手だって、古くは王選手、長島さんだって人知れず素振りを繰り返ししていたのですから。
それなのに、多くの人は、それを実行できないんですね。
自分だけは成功しないと思っているからかもしれません。
そのために、常に成功者はごく一部の人に限られてしまうということです。
宮本武蔵の「千の練習を鍛とし、万の練習を錬となす」の言葉が、心に突き刺さります。
じゃあ、「1万時間にかける勇気と覚悟があるのか?」と、未だに自問している私が情けないです。
今日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。感謝!
明日も元気で、ご機嫌よう。
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