スタンドバイミー | 戦艦ポチョムキンの反乱?!

戦艦ポチョムキンの反乱?!

某レンタルショップ店員の徒然…

ずっと、そばにいてほしい
そう思っていた人と、明日お別れになりそうです。

自分が年をとるように
あの人の年をとる姿を想像して
そんな幸せが、
続いていけばいいのになぁと思っていました。
つづいていく、将来を強く想像していました。

その人は、
自分のことによく行き詰まって
元気のないことをいう私に
悩みや、何か自分にできることはないかを聞いてくれました。
励ましてもくれました。
どんな時に声をかけても、必ず答えてくれた。
だから、私にとって一番身近に頼ることのできる数少ない相手でした。

一方で、
いつも暗いことばかりいうそんな私を
その人は、なぜか尊敬してくれていました。
君は立派だと、そういって、私に自信を与えてくれました。
自分にはないもの持っていることの素晴らしさを教えてくれたのです。

その人が、飽きずに私の相手をしてくれたからでこそ
私は、辛い時を乗り越えることができましたし
どんなに大変なことにも、頑張ることができました。
その時間を、私は今、本当に幸せであったと感じています。

その無条件の優しさが、不変でないことを、私は疑いませんでした
けれど、そんなものは、
この世にはありえないのでした。
だから、
私はいつのまにか、心がズレて、その人が尊敬していた私から離れてしまっていましたし、
その人も、私にとって一番の身近な相手でなくなっていったのでした
それに、私は気づかずに
長く時間を涙に費やしてしまったのです

私が思っていた人物と違ってしまったからといって
どうして、その人を責められるでしょうか。
私は、その人の恋人ではありません。
血の繋がりもありません
ただ、私の想像の中で、ずっと行き続けると信じたい投影図であり
その人は、なおもその人です。
なのに、私は、その人を私の中の投影図に合わせようとしていたのです
愚かなことでした。

だから
明日、ようやくその人は
私の投影図から切り離されるのです
私が望んだ人としてではなく
その人として、私は見るのです
いや、見なければならないのです
そして、私はその投影図の中のその人のお別れをせねばなりません。

これ以上、その人を縛らないように
その人を困らせないように
その人が、その人であるように

こうして、私はしばらく一人になるでしょう
けれど、きっとそれからが
わたしにとって本当に大事な人を見つける旅の始まりになるはずです。