Tania Maria "Lemon Cuíca" | どしゅこいの大嘘吐き日記

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8月8日となりました。 残暑お見舞い申し上げます。
皆様 如何お過ごしでしょうか。
 
 
29年前に NYの中古レコード屋さんで 
Tania Mariaさんと ペデルセンさんの共作 のアルバムと出会ったのですが
いやはや 彼女のリズムの凄さときたら もう凄過ぎて 
いつも平伏してしまいます。

当時レコード会社が一緒だった カシオペアの方達も 
このアルバムが お気に召したご様子で
その後 渋谷のパルコ劇場で 
複数のパーカッショニスト達と共に Mariaさんが 
コンサートをされた時に聴きに行ったのですが、
会場で カシオペアの皆さんと バッタリ会ってしまいました。
 
数年前にも 彼女が来日した時に コンサートに行きましたが、
彼女の左手のベースランニングで 世界が完璧に出来上がってしまうので 
一緒に演奏した 若手のベーシストは 
( そこそこ達者な外国人プレイヤーだったのですが )
結局は 余計な音になってしまう為に とても気の毒なほどでした。
 
彼女のアルバムは どれも素晴らしいのですが
やっぱりアコースティックピアノを弾いた方が 
その素晴らしさが より伝わると思います。

彼女の曲は どの曲も好きですが、
中でも一番好きな"Lemon Cuíca"という曲に
「 第二章 」という日本語歌詞を書いて
アルバム「 うるとら 」で歌ってしまいました。
 
「 第二章 」の歌詞を書いたのは おそらく20年以上前だと思うのですが、
『 いつかこの曲を歌いたいけれど 
演奏してくれる人は きっと居ないだろう。。。』っと
実は 最初から諦めていたのです。

まさか本場の本気の ブラジル人ミュージシャン達に 
演奏して頂ける日が来るとは
全く予想だにしていなかったので、
これが録音出来た日は 感慨無量でありました。

Maria さんの歌と ワタクシの歌とでは 
天と地との差があり過ぎて 恥ずかしいのですが
もし宜しければ 聴き比べなさってみて下さいませ。^^