理屈では判っていても、どんなに年をとっていても、
『 不思議だっ!』と感じる心は 人間 誰にでもありますよね。
父の大親友であるTさんと 私の家族で
先日 ホテルのランチバイキングをご一緒したのですが、
デザートコーナーに チョコレートファウンテンがあったのです。
チョコレートファウンテンっていうのは、
暖かく溶かされたチョコレートが滝のように流れるカーテンに、
イチゴやバナナ、マシュマロなどを付けて食べるデザートの事なのですが
そうめん流しのチョコレート版と言った感じですね。
まぁそれにしても こういうのって
戦時中の日本から考えたら 信じられないような贅沢さですよねぇ。
イキナリ戦時中の話を持ち出すのも ナンですが・・・。笑
Tさん これがいたくお気に召したご様子で
「 液体状のチョコレートなのに 果物とか アイスクリームにつけると
あっと言う間に固まって チョコがカチコチの個体状になるから
これが不思議で不思議で たまりませんっ!!!。 」
・・・っと 感動していらっしゃいました。
ローストビーフとか 他のご馳走なんかに目もくれずに
何度も チョコレートファウンテンの前に行って
しみじみと鑑賞していらっしゃるTさん(86歳)の
嬉しそうな横顔に 少年の日の面影をみたワタクシです。