ごめんね らもさん | どしゅこいの大嘘吐き日記
ネットで 読書友達になった女性と ここ10年というもの 
お互いのお薦めの本を ダンボ-ルで送り合っているのですが、
そのお陰で 自分では絶対に選ばない本との出会いに恵まれて
非常に 有難く思っているワタクシです。

さて、これまでにも 中島らもさんの本は 
何冊か読んだ経験は あったのですが
去年の暮れに 読書友達から送ってもらった らもさんの本を読んだら 
本当に本当に素晴らしかったもので 
心から 《 あ-生きてて良かった♪ 》
・・・と、幸せを しみじみと 味わったワケなんですけどねぇ

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それにしても それまで読んでいた らもさんの作品は 
ワタクシ的には たまたま『ハズレ』本だったワケで 
勝手に《 駄目駄目作家 》っと 思い込んでいました。
らもさん ごめんなさい、ワタクシが馬鹿でした。<(_ _)> ペコリ

まぁ こんな感じで、同じ作者の本であっても 
当たり&ハズレがあるので 実に油断がなりませんよねぇ;;。
慌てて 入手出来る限りのらもさんの本は 全部入手して読んでみました。^^


それにしても らもさんの『壊れ方』ときたら 
本当に 物凄いモノがありました。

テレビに出演されたお姿を 何度か拝見しただけですが
呂律も廻らず 意識も混濁している様な状態の らもさんを
『 何でこんなに壊れている人を テレビに出すんだろう???』っと
とっても不思議に思いましたし ちょっと不愉快な印象も受けたものです。

どんな人生にも 良い時や悪い時がありますしぃ
身体や心のコンディションが悪い時には
どうしても 良い《気》を 出す事は出来ないワケで、
それにしても あれだけ聡明で明晰な人であっても 
死に急ぐ様な 生き方をされてしまうのですから 
何だか悲しくなっちゃいます。
凡人のワタクシは ただただ らもさんの死が惜しくて
ここの所 溜息ばかりついてしまいます。

らもさんが亡くなる数年前から アルコ-ルと薬の乱用で
「ズタボロのバカになっていた」っと 奥様も本で書いていらっしゃいますが

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頭が良いからといって 《 いつも幸せ 》であるとは限らないし
むしろ頭が良いからこそ 余計なモノが沢山目に入ってきたり
余計なお荷物を どんどん背中に しょってしまったりして
人生を 益々厄介にしてしまうんでしょうかねぇ。

ボンクラに生まれて良かったのかも^^・・・などと ワタクシぃ思っております。

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