取り返しのつかない クリスマスプレゼント | どしゅこいの大嘘吐き日記


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小学六年生だったの時の息子が
ワタクシに ねだったクリスマスプレゼントは
何と!ルームランナーだったんですよねぇ。

『 自分の身体を もっと鍛えたい♪ 』っていう事で
息子は そういうリクエストをしてきたみたいです。(笑)
たまたま その時ぃ 近所の中古屋で
ルームランナーが売っていたので
それが その年の息子へのクリスマスプレゼントになりました。


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でも中古の安物のせいだったのか
ルームランナーって 結構 バタバタと五月蝿く 
振動も激しい機械で御座いました。
それでも 欲しかったプレゼントを貰えた息子は
大喜びしてくれたんですけどねぇ。

ワタクシが子供の頃には 
サンタさんに そういうリクエストは出来なかったので
欲しくもない 不要なプレゼントばかりを
貰った記憶が御座います。

あれは ワタクシが小学5年生の時の クリスマスの日の事、
朝の5時位に 父が足音を忍ばせて ワタクシの部屋に侵入してきました。
父はこっそりと ベッドのそばにプレセントを置いて 
去っていったのですが・・・。

勿論!もうその頃には 
この世に サンタさんが居ないんだって事は
知っていたワタクシですぅ。

本当は「 わっ !! 」っと大きな声を出して
父を吃驚させようと思ったのですが
いざとなるとぉ 何だか悪い様な気がして 
寝ているフリをした ワタクシだったのでありました。

さて その年のプレゼントは 何と!ガラスケ-スに入った
日本人形の 藤娘だったのであります。_| ̄|○

・・・でもねぇ こんなモノ 
別にぃワタクシは 欲しくは無かったんですよねぇ。
でも 父の厚意は無に出来ないしぃ 
まぁ一応喜んだフリをしてしまいました。

しかしぃ 時間が経てば経つほどにぃ
面白くも可笑しくもない日本人形の地味な顔が
どうにもこうにも気に入らずにぃ 
我慢出来なくなって 水色のフェルトペンで
お人形の上まぶたに アイラインを描いてみたんですよ。

『 ちょっとお化粧してあげれば
 きっと日本人形の顔は もっと自分の気に入る感じになるかな♪ 』って
ふと 思っちゃったんですよね 川 ̄∠ ̄川 フフフ

・・・そしたら・・・・・、
お人形の顔は 布で出来ていたもので
インクがイキナリ!派手に滲んで
一気に 呪われた人形みたいになってしまいました。_| ̄|○

それでもワタクシは思い直して
『 目ばかり強調したから おかしくなったんだ!
  口紅も しっかり描いてあげれば きっとバランスが取れるかも・・・ 』
なんて思い ついつい勢いで 赤いフェルトペンで
ちょっとだけお人形の唇を強調しようとしたら・・・
夜な夜な人間の生き血を啜る 吸血鬼人形みたいになっちゃいましたよ_| ̄|○

・・・その後 そのお人形は 自分の部屋に飾るのも怖くなったので
誰にも内緒で 物置の奥に こっそりと ぶっこんだワタクシだったのでありました。_| ̄|○
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