公文式 | どしゅこいの大嘘吐き日記




電車に乗って座ったら 目の前に座っていた若いご夫婦が
生後6ヶ月と思われる乳児にぃ
公文式の漢字カ-ドを フラッシュ方式で 熱心に見せていた。

嗚呼・・・あなた達もナカ━━(´・ω・`) 人(´・ω・`)━━マ!! なのねぇ・・・っと
思わず微笑ましい気分になってしまったのだけれど。


ぢぶんの体内に 生まれて初めて新しい生命が宿ったのだ!
・・・っと知った時ぃ 誇らしく晴れがましい気持ちになったのと同時にぃ
「 嗚呼 自分の人生は もうこれでおしまいなんだ! 」っと
思わずぅ 悔し涙も流してしまったワタクシですぅ。 

それまでやっていた自分の仕事には それなりに野望も執着もあったしぃ、
また目の前には大きなチャンスも幾つかあったのだけれど、
もう何もかも諦めて 子供に専念しよう!っと
自分に しっかりと言い聞かせたワタクシなのでありました。;;;;;

それからワタクシは先ず 本屋に駆け込んで
普通の育児書から 脳に障害を持つ子供の育て方・トレ-ニング法を書いたモノまで
目に付いた育児関係の書物は 全部買い捲くったのだけれど・・・。



息子が幼稚園児だった頃、
幼稚園の先生から こんな事を言われてしまった。
「 お宅の坊ちゃんは お絵描きの時間にぃ
 画用紙に漢字ばかり書いて 絵を描いてくれないんですよ。;;」

・・・確かにぃ当時の息子は
家では 常にぃ漢和辞典を片手にぃ 
いつも紙にぃ 色々な漢字をどんどん書いていくのを趣味にしていた。
息子にとって漢字というものは 単純にお遊びの道具感覚だったんだと思う。
まぁそういう風に仕向けたのは 全部ワタクシのせいなんだけどねぇ。

鉛筆を正しい持ち方で持って、正しい姿勢で 正しい書き順で書かせる事に関して
ワタクシは 息子にはしっかり2歳の時点で仕込んでいた。

息子は3歳の時から 日記を書きぃ 自分でも本はスラスラ読んでいたけれど
それでも親が子供に本の読み聞かせをする事は とても大事だと思われたので
毎日ぃ息子と図書館に出掛けて 本を借り捲くって
何千冊も 喉から血が出る程にぃ 読んでやった。 


息子が小学一年生の時にぃ
国語の答案用紙を学校から貰って帰ってきたのだけれど
100点だったのにぃ 息子の名前記入欄には 赤ペンで 大きく×が付けられていた!。
担任教師としては「 まだ学校で習っていない漢字を書いたから×を付けた」
っていう事みたいだったのだけれど、
自分の名前を まだ習っていない漢字で書いたからといって、
無碍に×にする教師のセンスには 親子でちょっと眩暈してしまった。
でもまぁこれが世の中って事なのよねぇ……(-。-) ボソッ

そういえば 息子が中学生時代に どうしても塾に行きたい!っと言うので
親として塾長に面接しに行った事があった。
そこの塾長は 権威主義的なモノの考え方をする人であったしぃ
塾内の生徒達の雰囲気は あまり好ましいとは思えなかったので
結局は 息子をそこには行かせなかったのだけれど、

塾長との会話で 非常に印象的だった言葉は
「 ご両親の学歴以上の学校に お子さんをやりたいという親がとても多いのだけれど、
  受験は遺伝の問題なので 無理ですよねぇ 」とか
「 塾教師としての自分の夢は ここの塾から宇宙飛行士を出す事なのだ 」との事だった。

確かにぃ遺伝の問題は ワタクシも実にごもっとも♪だと思う。
IQの問題以前にぃ、無教養である親が 
上手に子供の学習環境を整えられるとは思えない。

さて、ワタクシが 子育て経験者として言わせてもらえる事があるとすれば、
子供に何かを教える時に 気を付けなければいけないのは、
一番最初の刷り込みを 親が失敗してはいけないという事だ。
この刷り込みに失敗すると 修正するのにぃ 物凄ぉ~く時間がかかる。

それから ある程度子供が大きくなるまでは
絶対に嘘を吐かない・目上の人に対して従順な子供にもしなければいけない。
子供のメンタリティ-や能力は 親の全責任となるしぃ、
将来 親と子が お互いでお互いの人生の足の引っ張り合いをする事になると
それは一番最悪な事なので、何とかそれだけは未然に防ぎたいと
ワタクシは思っていた。

公文式は 決して侮れないと思う。
ただ 漫然と塾に行かせてるだけ とか 本を積んでおくだけでは全く駄目で
親が 子供のその時その時のコンディションを常によく見極めて
子供が楽しい気分で それに対向できる状態を作った上で
上手にアプロ-チしていかなければ 絶対に!不可能なのだ。

・・・っていう事で 思いつくままにダラダラ書いてしまったのだけれど、
結論としては、 やっぱボンクラの母親のワタクシからは 
ボンクラの息子しか育たなかったという事で 御座いますだ。_| ̄|○

子供を産んで育てる勇気っていうのもあるけれど
宿った命をあえて闇に葬る勇気というのも
またそれはそれで 人生の選択肢としては あったのよねぇ。(溜息)
顰蹙を買うとは判っていても ついつい言ってしまうワタクシで御座います。;;