怒涛の食パン弁当 | どしゅこいの大嘘吐き日記




弁当と言えば 
甘酸っぱい思い出が ワタクシにはひとつある。

息子が中学生だった時は
毎日お弁当を持たせる生活たったのだけれど

当時仕事も忙しかったもんで
睡眠時間もロクに取っていなかったワタクシぃ。;;

ある朝 目覚めたら!
大寝坊していて アラ 大変!(冷や汗じゃ-じゃ-)
石の地蔵様の様に 固まって眠っている息子を
慌てて叩き起こしたけど
彼に 朝ご飯を食べさせる時間も もう既に無かった!

兎に角ぅ その日に持たせる弁当も作らなくちゃ!っと
気は焦るばかり・・・。;;
炊飯ジャ-を開けたら 運が悪く 一粒のご飯も残ってなくて
うわぁぁああああああ!どなんしょ-!って 思いっきり動揺しながら
ふと 食卓を見たら 食パンがあった!
兎に角ぅ 食パンを2枚 縦に半分に切って
空の弁当箱に詰めた所で 
制限時間は終了!


ヤケのヤンパチだっしぃ、可也ぃワタクシも寝ぼけていたもので、
えぃ!もうこれでいいや!って思って そのまんま息子に持たせて
あとは 二度寝をしてしまった。
再びぃ昼前に目が覚めた時にぃ
朝の弁当に ジャムもバタ-すらも塗っていなかった事を思い出して
うわぁぁああああああ--!シパ-イしたなって 親として多少は凹んだけど、
まぁ いいや。息子が学校で 肩身の狭い思いをしても それもまた経験だ 
・・・っと自分に言い聞かせた。


その日 息子が帰宅してから 明るい笑顔でワタクシに報告してきた。
「 お母さん!僕が今日お昼に弁当を開けたら 食パンしか入ってなかっただよ。
でもクラスメイト達が、をぉぉおおおおおお!食パンだ!って言って珍しがって
みんなが欲しがるもんだから みんなのおかずと交換して
今世紀始まって以来の 最高にゴ-ジャスなお弁当になっただよ♪
明日も食パン弁当にしてね♪ 」って言われた。

う-むぅううう。ぢんせい 良い方に転がる事もあるのね。
まぁ ええ話やって事で チャンチャン♪