こんにちは。寒暖差が激しいですね。みなさんは体調崩されていないでしょうか。我が家では先週息子と娘がインフルエンザになり、学校も学級閉鎖でなかなか大変でした。インフルエンザウイルスは高温多湿に弱いとの事で、お風呂での感染はほとんど無いというのを今回学びました。

来年の冬は家中を高温多湿にしようと思います。


本日は今年最後の帯昇格を行いました。対象者は3名でした。全員白帯から灰白帯への昇格です。



まずはとうま。

何度かブログに書いたかと思いますが、彼は入会当初いつも『帰りたい。ママはいつ迎えに来るの?』と泣いていました。たまに泣かずに頑張っていても、途中で集中が切れて泣き出すというのが頻繁にあったというのを思い出します。

きっとこの頃は本人も辛かったと思いますが、連れて来ている保護者の方も大変だったのではないでしょうか?本当に頭が下がる思いです。

そんなとうまが初めての試合を経験してから、全然泣かなくなり、練習も一生懸命頑張るようになりました。

2回目の試合では初勝利を経験して、表彰台に乗る事も出来ました。あの初勝利はセコンドの私が泣きそうになってしまいました。

今では土曜日の試合向け練習、月曜日の大人と合同のビギナークラスまで出るようになりました。

今の彼からは泣き虫だった頃の雰囲気は感じられません。スパーリングも基礎練習も最後まで諦めずにやり抜いています。そしてまだまだ強くなれるし、上手くなれます。

これからも練習仲間を大切にして、お父さん、お母さんへの感謝を忘れずに頑張りましょう!おめでとう!!


次はヘレナさん。

ヘレナさんはお兄さんの海王に続いて入会してくれました。この道場がcarpediem kimitsuになる前のocean jiu-jitstu academyの時でした。

最初は照れ屋でシャイ、人が見ていると恥ずかしくて前転も出来ないような子でしたが、今では私が間違った事を言ったり、訳の分からない事をすると厳しく激しく突っ込んでくるようになりました。また自分の意見を言うようになったのも、精神的な成長を感じられて嬉しく思っています。

マット運動がとても上手で、新入会員の子がきた時はヘレナさんにお手本をやってもらう事も多いです。練習態度もとても良く、手を抜かない、サボらない、ズルいことをしないのは私も見習いたい所であります。

柔術に関しては優しさが出てしまうためか、相手に厳しくアタック出来ない事があります。

優しさや思いやりは大切ですが、柔術の時は優しさを一旦忘れて思い切って動いてみましょう。それが出来れば柔術がもっと楽しくなると思います。おめでとう!!


最後にけいじ。

けいじはcarpediem kimitsuが出来てすぐに入会してくれました。2021年の夏に入会してくれたのですが、すぐにコロナ禍になってしまいました。格闘技をする事が大変な時期でもあり、休会した事もありましたが、辞めずに続けてくれて本当にありがとうございました。

以前のブログにも書きましたが、けいじは忍耐の男です。辛い練習メニューにすると騒ぐ子や、サボろうとする子もいるのですが、けいじは絶対にサボりません。辛いと泣き言を言う事もありません。顔を真っ赤にしてやり抜きます。時間がかかってもやり抜く。絶対にズルをしない。それだけで本当にかっこいい。痛い事があっても練習が終わるまで何も言わずに我慢している時もあります。そういう時は言っていいからね。

苦手だったマット運動も出来るようになってきたし、柔術の基礎運動も上手になりました。

スパーリングも自分からやりたいと挙手するようになったし、どんどん成長しているのを感じています。

割と付き合いが長いのに、まだ引っ込み思案です。そこが良い所でもあり、もうちょっと前に出てきてくれてもいいな、と思う所でもあります。

柔術のほうは、ここぞという時に思い切りが足りない部分があり、チャンスを逃してしまう事もありますが、失敗を恐れずにどんどんチャレンジしてみましょう。失敗は成功のもと。今日はおめでとう!


今日は以上の3名について私からの感想というか思いを書かせて頂きました。

本当はもっと色々褒めたいし、書きたい事や伝えたい事もあるのですがこれくらいにしておきます。

いつも子供たちには言っているのですが、色帯の子は白帯の子のお手本になるように意識して欲しいです。私が怒って大声で指導するより、色帯の子が真剣に練習する方が、自主的に真面目に練習をする雰囲気を作れると思っています。


今回も長文になってしまいましたが、子供に柔術を教える事で、私自身も成長させてもらっています。インストラクターとしても人間としても未熟でありますが、一生懸命指導していきますのでよろしくお願い致します。