こんにちは。
世界中の皆様の「日本を楽しむお手伝い！」をさせていただいております
どすこいJAPANでございます！
日夜着物の柄の研究に余念のない私ですが(笑)
なかなかみることのない柄があります。
そのうちの一つが<雪持ち笹>です。
画像はこちらのHPよりお借りしました。
雪国育ちではないからか？
笹が身近にないからか？
こんなに雪が積もるところに笹って生えてるの？？と長いこと疑問でしたが！
生えてました！！
先日那須に遊びに行った時のことです。
ホテルの近くの雪山を散歩したところ
雪をいだく笹、
雪中から力強く立ち上がる笹
たくさんたくさん生えていました！
ああ、雪持ち笹って本当だったんですね～。
『笹は降雪にしな垂れて耐え、
雪解けをまって奮い立つ強靭な精神にたとえられ、
豊作の源である雪を蓄えて雪持ち笹の文様がある』（引用：『帯と紋様』）
なるほど、本当にその通り、
一面の銀世界の中でもしなやかに立ち上がり奮い立つ笹の姿に、
長い冬を過ごす人々はどんなに勇気づけられたことでしょう。
春になればその重みを跳ね返し復調する姿はとても喜ばしいものです。
雪はやがてとけて豊富な雪解け水となり豊作につながる瑞兆となります。
寒さの中でも来るべき春を想い、紋様に変えた昔の人々のデザイン力には
いつもいつも感心させられます。
着物の柄を勉強すればするほど心から感動し、
この良さをもっともっと広めたいなと思います。
ぜひどすこいの商品を見るときには
デザインされている文様やその意味に注目してください！
私も積極的に発信していこうと思います！
