農村で癒されるっつっても、農村ホームステイしたわけじゃございません。
昨日は農村のガッコで授業してまいりました。大連市街地から車ならほんの1時間半ほど行ったとこなんですが、見渡す限り畑、道を歩く馬車ならぬ牛車
、農家の庭に山羊
、ニワトリ
、イヌ
…というのどか~な景色が広がってます。
以前「郊外のガッコへ行きました
」って、トイレが衝撃だった高校の話を書きました。
昨日行ったとこは、そのガッコと同じエリアにあり、中高一貫(といっても公立高校)です
このガッコも一度中学校の授業見学に来たことがあるのですが、トイレの衝撃度で言えば、ここのほうが上ですね…。
まず、校舎内じゃなくグラウンドの端っこまで行かなきゃいけません。
←こんなトイレが世の中に存在してることを忘れるような、穴ほっただけタイプのトイレ。その穴が横にだーっと10個ぐらいならんでて、仕切りは横の壁(高さ50センチほど)だけ。つまり正面はドアも仕切りもなし。順番待ちする友達と向き合う作りですね。ラサ旅行した時、郊外のトイレはこれと同じタイプでした。ポタラ宮のトイレはさらに仕切りもなく、ただ穴だけでした。
…って、トイレレポートをメインにするつもりはないんですけどね
そんなガッコなのに、公開授業をする会場はパソコン、スクリーン、授業撮影用カメラ(ハンディじゃなく天井に2台設置されてて裏方さんが先生側から撮ったり生徒側から撮ったり操作する)って、すごい機器がそろってるわけですよ。
昨日は隊員2人、REX(文科省の派遣プログラム)のK先生1人という「チーム☆公的派遣」の日本人3人で参上したんだけど…。
トイレから校舎までグラウンドを横切りつつ、
「特別教室と屋外トイレ、このギャップがすごいよね…」
「トイレに重きを置かない文化だよね・・・」
「あ、見て。食堂棟が一番新しい。出すより食べるが重要なのね…」
などなどと異文化体験トークしておりました。
いや、トイレ見学だけじゃなく、ちゃんと授業しましたよっ
まず、会場である学校の中国人の先生による中1の授業。
次に、じゅんじゅんの高三の作文授業。
お昼食べて、午後にさおりん隊員の中2の会話授業。
最後に、K先生の中1、第二外国語として「好朋友」で学習してる子たちの会話授業。
他の隊員の授業を見られる機会ってなかなかないのでよかったです。K先生の授業は何度か見てるのですが、日本でも現役教師だけあって毎回惹きつけられます。「好朋友」使って実際に授業してる子たちを見るのも嬉しかったです♪
せっかく農村への出前授業だし、じゅんじゅんも高1か高2の会話クラスでわいわいとやりたかったんですよ。
でも、主催側や会場校の「中国人教師にとっても学生にとっても難しいのは作文なんです!」という押し…いや、アツい要望に応えることになりました。
受験重視…ちょっと悲しいけど現実。実際、作文ならこの1年半のうちのガッコの学生の誤用サンプルの貯金(ごめんよ、みんなー)により資料は作れる。でも、念のため実施校の学生の作文も見たいので、事前に20人ほど借りて誤用サンプル追加。
じゅん 「で、3年生クラス、50人ぐらいですかぁ?」(・ω・)
主催者「いえ、全学年いっしょに受けさせたいので、250人です」
じゅん 「にっ・・・Σ(・ω・ノ)ノ
」
てなやりとりが10日前ほどにあり、昨日を迎えました。
到着した会場はどうみても150人程度しか入らない。しかも、見学の先生方がざっと4~50人ほど。
「どー考えても250人入らんやろ( ̄_ ̄ i)」
またもや日本人3人でごにょごにょツッコミ入れてました。
結局むりむり詰め込んで2クラスちょっと、100人超いたのかな。
想像の半分以下とはいえ、やはり大人数。しかも高三だしさ。
自分のガッコの子たちが最近受験モードでピリピリしてるもんだから、100人超の高三ってちょっとコワかったの。
ところが、いい意味で予想を裏切られちゃった(≧▽≦)
授業開始10分前ぐらいから教室に揃い始めた子たちの顔見たら、お?なんかみんな顔に「
わくわく
」って書いとるやーん!
授業冒頭で、
じゅん「日本人と話したことはありますかぁ?」(^▽^)
学 生「いいえ、ありませ~ん」
って、みんなにこにこ~♪ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
じゅん「それじゃあ、今日は話せて嬉しいですかぁ?」
学 生「はい、嬉しいで~す」
じゅん「先生も、みなさんと話せてうれしいです~」(´∀`)
わぁい(*^▽^*)
「受験生☆冷め冷めモード
」もイメージトレーニングしてたし、「はじめてのガイジン☆わくわくモード
」もイメージトレーニングしてたけど、後者だっ。
ということで、プランBで進行( ̄ー☆
せっかくの交流の機会なので、本題に入る前にちょこっと交流トークもして、作文講義だけどなるべく生徒にも発話させて。
授業前にちょこちょこ話した感じで聴解レベルに差があるのは分かったけど、これは10人でも20人でも同じこと。通訳入れない予定だったので、後半ちょっとキビシイかなぁという子がいつつも、ぎゅぎゅっ☆と予定通りの内容を終了。
最新機器のそろった会場できっちりビデオ撮影もされたし、PP資料もコピーされたので、そこのガッコの先生に後日中国語交えながらフォローしてもらうよう伝えました。
「宿題」と称して新しい作文課題も与えて、「出会いの記念」ということで後日じゅんじゅんが赤ペン先生する約束をいたしました
「農村で公開授業やってください」「高三の作文で」とアツく要望してた金州区担当の先生に、
「生徒たちは日本人の先生と話すだけで嬉しそうでしたね…。交流のためにはやっぱり森田先生が言ってたように少人数で会話授業がよかったかもしれません。でも、作文の授業を3年生全員に聞かせたかったし…。今日はこれでよかったと思います。ありがとうございました」
と感想をもらった。
彼女なりに、受験対策(作文)重視か交流重視か悩むとこもあったのでしょう。会場校の校長は日本語専門ってわけじゃないから、「受験対策を」って望んでただろうしね。
お互い与えられた課題を全うできたということで、労を労い合いました。私が帰宅する頃に「今日はお疲れ様でした。金州区の教師を代表して感謝申し上げます。ゆっくり休んでください」って携帯メールも受信
そして、今朝驚いたことに同僚から、
「先生、昨日の作文の資料、コピーさせてもらえませんか?」
って。
勝った…( ̄▽+ ̄*)
いや、何かと戦ってたわけじゃないんですけど、そんな言葉が浮かんじゃいました
企画段階から主催者側と「会話か作文か」「高二か高三か」って意見戦わせて負けて、準備段階で傍らのうちの同僚「農村行きたくな~い」モードで、「何やっとるんじゃ、わし」って自問自答する数週間だったわけですよ。
あら、悩む姿がちょっと協力隊っぽい?(´0ノ`*)
って、無事に終わった今日だからおちゃらけることもできるけど。
でも、3年生担当の、日本語レベル劣るほうの同僚からはリアクションなし。
一人に渡しておけば、いーか?
資料コピー希望した先生のほうは、
「今は森田先生がいますけど、先生がいなくなった後は自分で作文も見て教えなければいけませんからね」
と。
そうそう、そーなんですよ!(ノ_・。)
JOCV3代続いて、いい意味でも悪い意味でも、学校に日本人がいることに慣れてたから。
私がいなくなったあとのことをイメージするようになっただけでも、よしとしまする。活用してくれるかはともかく、その他の資料も冬休み中にまとめて去る前に渡そうという気持ちになりました。
という感じで、農村の学生たちとの交流も有意義でしたが、じゅんじゅん的には後日効果も非常に意味ある研修会となりました。
授業自体は終わってからの反省点もあるけど、ひとまず満足。
精神的には愚痴モード一転して健康になりましたが、体は溜まってたもんがどーっと出てきた感じ。
なので、“自分にご褒美ウィークエンド”と称して、体も癒そうかと思いまふ。
みなさまも、よい週末を゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚