雨穴さんの「変な絵」と「変な家 2」を 読んでみました。結構面白かったですよ。それに非常に 読みやすいし 2時間ぐらいで1冊 読めます。
ここからは ネタバレになるので本を読んでない方は読まないように。

どちらの本も一つずつ変な絵とか変な間取りの家とか出てくるんですけど 全部 一つに繋がって真相が暴かれていくのは結構面白かったですな。「変な絵」の方が映画化されやすいような気がします。「変な家2」の方は新興宗教が出てきたり 児童虐待が出てきたりちょっと 映画化しにくいですよね。しかも ちょっと後味が悪いし。 
「変な絵」の方は被害者も加害者も語り出すんですよ。物語 の視点が別々の角度から進行していくような感じです。
「変な家 2」はさらに 11件ある別々な事件あるいは変な家の間取りが見事に一つの真相 へとたどり着く道筋が秀逸ですな。