友人が、台湾旅行のお土産にパイナップルケーキをくれました。
日本では手に入らないメーカー。
ここが1番お気に入りだそう。
餡(あん)の甘酸っぱさ、周りのサクホロ感、とても良い。
美味しかった。
パイナップルケーキといえば鼎泰豐(ディンタイフォン)とサニーヒルズがD子は好き。
「日本でも買える」中では、確実に美味しい。
台湾は行ったことがなくて、いつか行ってみたい国のひとつ。
*****
D子には年の離れた姉がいて、彼女は教員(学校の先生)をしている。
先週、姉サンが憤慨(ふんがい)していた。
「新任の先生が、ベンツで通勤してくる」
「入学式(着任式)はシャネルのスーツだった」
「ヘソが見えそうなほど、短い丈の服を着ている」
その若い先生は臨時教員だが、基本的に持ち物はすべてブランド物らしい。
「社会人なのに、親の金に頼っている」
「TPOをわきまえず、和(わ)を乱(みだ)す」
「教員も質が落ちたものだ」
と、ご立腹(りっぷく)でした。
・・・
別に、学校の先生が高級車やハイブランドを職場で持っていてもいいと思うけどね?
そんな姉サンもブランドが嫌いなわけではなくて 、
フルラ
アニエスベー
コーチ
あたりは持っている。
これらが、「教員として好(この)ましい」ブランドのようだ。
・20代は、ブランド少なめがよろしい。
・年代が上がるにつれて、(自分の給与で)ブランドを増やすのがステイタス。
・40代以降は、プチプラばかりでは恥ずかしい。
ハイブランドは不可。
悪目立ち(わるめだち)する。
周りが持っているような、「控えめ」で「さりげない」ブランドが◯。
(あくまでも、姉の住む地域の話)
ハハハ。
姉サン、集団に属する人は大変ね。
教員がそうだから、生徒も没個性を強いられがち。
「日本の画一(かくいつ)教育の弊害(へいがい)は」とか言われたりね。
全身シャネルの先生に、D子も習ってみたかったワ。
ところで姉サンは、昔からプチプラでいいから毎年流行を追いかけたい派。 服とかアクセサリーとか。
よく母親と、「しまむら」や「SUZUTAN」で楽しそうに爆買いしていた。
一方D子は、お気に入りを長く使いたい派。
「3年2組」や「メゾピアノ」で、厳選した何着かを買ってもらっていた。
「Betty's blue」のお気に入りのセーターは、高校3年間、冬は毎日着てた。
セーラー服の下から見えるシルエットや袖口のラインがキレイで、毛玉も全然できず、型崩れもせず。コスパ良かったなぁ。
姉サンが今、好きなのは「ユニクロ」と「しまむら」。
買い物自体がストレス発散にもなっているそうで、プチプラで質の良いものを見つけたときが最高にテンションが上がるらしい。
一方D子の御用達(ごようたし)は、「オンワード(anysisとか23区)」と「united arrows」。
ユニクロも、好き。
一時期、ウイグル問題で買わない時期があったけど···コスパが良いし、シルエットもキレイだから、ベーシックアイテムをちょこちょこ買っている。
エルメスに通っているD子を、姉サンはどう思っているのかな?
20〜30万のプレタ(服)にも、手を出そうとしているヨ。
「アホらし」って思ってそう
自分が楽しいなら、人生それで良い。
だから、お互い干渉はしないけどね。
ルール(暗黙の了解)に従って生きるもヨシ
和を乱して、新しい風を吹き込むもまたヨシ
ハイブランド好きな新任の先生に、幸あれ