光と映像を使ったイベントがあったので、子供たちと行ってきました。



性格が出ますネ。


積極的に、楽しむいちこ。



大きな音や暗い雰囲気が怖いと言って、部分的に参加するニコ。




本棚の整理をしていたら、オケタニ式母乳マッサージへ通っていた頃(5年前)に助産師さんから頂いた、育児書?のコピーが出てきました。



「母親に必要なのは 育児の最高責任者の自覚」


おお、なかなか強い言葉。


今の時代、「父親も」デショ!というツッコミが聞こえてきそうです。



男と女は物理的に脳の構造が違うので、「母乳以外は男親でも全部できる」にはチョット異論アリ、の私でもツッコみたくなりました笑



内容は、「体の(外見的な)異常にイチ早く気付き、適切に対処せよ」ということでしたが、心(内面)についても言いたいことは同じはず。


「子の性格(向き不向き)をイチ早く判断し、適切に関わりなさい」かな?



どこかに肉体的欠陥があったとしても、その子はいらないと言えないのが母親です。」


「これらの(外見的な)異常を医師や保育士に指摘されるまで気付かないようでは、育児の最高責任者としては失格だという気持ちが必要です。」



おお・・・魂が抜ける





*****





D子の職場(他部署)に、アスペルガーと思しき女性がいます。



彼女は昔から、同じ部署で長続きしません。


星態度が悪い

(挨拶や雑談を無視する)


星同じミスを繰り返す

(それを悪びれる様子がない)


などの理由から、トラブルや同僚との諍(いさか)いに発展し、異動になっていました。




育休明けで職場復帰し、初めて彼女に会った時、


驚きか、変わった人だな···。私、嫌われてる?


と面食らいました。




で、2回目に会った時、


凝視この人···もしかしてコミュ障?


と気付きました。




***




先日、彼女が小さなミスをしました。



しかし、関連するグループ会社の店長が、

「度重なるミスと態度の悪さにはこれ以上耐えられん!!」


とコチラのエリアマネージャーや支店長を呼びつけて大激怒だったそうです。



それに対して、

「もっときつく指導します」。


彼女に厳重注意することを約束したとか。



その話をチラッと聞いたD子。


黙っていられず直属の上司に言いました。


星彼女はアスペルガー症候群だと思うこと


星雑談が不得意/コミュニケーションが円滑に取れないのは、脳の構造上の問題であって、努力うんぬんの話ではない


星トラブル続きなら、一人ひとりに合った働きやすい環境を整えるのも、上役(うわやく)の役割ではないのか物申すびっくりマーク



D子の会社はそこそこ大きいので(上場企業)、コンプライアンス系の指導は一通り受けます。



私も育休復帰時に、

・パワハラとは

(こんな言動やめようネ)


・職場に難聴の人がいたら

(呼ばれても気づかないので肩をそっと叩いてネ、会議では口の動きを大きく話して視覚資料も用意してネとか)


等の教育動画を見ました(外部の専門家が作成したヤツ)。




これまで10年近く全国転勤や部署異動を繰り返しているのに、上司が誰も彼女の特性に気づいて寄り添えていないって、一体どういうことでしょうねむかつきピリピリ


憤慨しているD子の話を、頷(うなづ)きながら静かに聞いていた上司(女性)。



「D子さん、若いわネ(笑)」


「カドが立たないよう、上の人にも伝えておくわね。」


と、穏(おだ)やかに返されました。



ハッ···つい熱くなってしまった無気力



まぁでも、子供を生んでなければ、いちこが発達に引っかかって「障害」をググらなければ、私も彼女の特性に気づかなかったかもしれません。


D子は身内に「重度の自閉症かつ知的障害」者がいるので、障害についてある程度知っているつもりでした。


しかし、「日常生活は送れるが、特性があり配慮が欲しい人」には疎(うと)かったようで···今回のことが良い「気付き」になりました。




ところで、ところでですよ。


レベルの差はあれど、意外とこういった特徴を持つ人···身近にいるような。



同級生の◯◯ちゃんは、教授や先輩をイライラさせてよく怒られてたな、とか。


元同僚の△△くんは、極端なシングルタスク(一つのことしか出来ない)で意味不明な逆ギレを良くしてたな、とか。


うちの旦那サンも、当てはまるんじゃ!?とか笑


(気付いてないだけで、私にも特性有るかも!?)




その後、彼女と上司がどんな話をしたのかは分かりませんが···彼女が働きやすい環境になればいいな、と祈るばかりです。