【◯◯市応援マネー!40%ポイントバック!】
 〜1万円で1万4千円のお買い物ができます〜


After コロナの経済対策に始まった、地域応援クーポンとかマネー。
D子の自治体も、いま第2弾を実施しています。

第1弾で初めてこのキャッチコピーを見た時、思ったこと。
「うーん、うまいこというなぁ。」



***



先月

ママ友Mと、地域応援マネーが使えるお店で子連れランチしていました。


Mさん:「マネー入れてる?4割引ってホントお得だよねールンルン

びっくり!!

D子:「入れてる入れてる!」
「・・・でもね、計算すると、3割引くらいなんだよ。私もはじめ気づかなかったけど!」


『1万4千円分』が『1万円』で購入できるから、実際は『28.5%オフ』相当。

3割引きにも満たない。
「ほどほど」のオトクでも、地域の応援はしたいから毎回満額(まんがく)購入しますけどね。



(言い方、まずくなかったかな···)


D子はそこそこの学歴を持っていて、それを努力で勝ち取った自負もある。

ので、気をつけないと「頭の良さをひけらかす」ような発言になってしまう事があり···

···あとで後悔する。


本心は、(その人のために)間違いは教えてあげたいし、知っている豆知識や雑学も話が盛り上がるなら惜しみなく披露したいのだけど、さて、これがなかなか難しい。


(気分を害してないといいな)


もともと、コミュニケーション(雑談)が得意じゃないのかな。
あるいは、対話の訓練不足か。



*****



「出来が良い」と褒めて育てられたD子。


「私の子に限って、発達の遅れなどない」

と、何の疑いもなく臨(のぞ)んだ、長女いちこの3歳児検診。
見事にひっかかり、衝撃を受ける!!



「お名前は?」
→いちこ:「(ボソボソ・・・ぃちこデス)」
うつむいて小声。


「飛行機はどれ?メガネは?」
→いちこ: 顔をそむけて、適当に指す


私は、人見知りによるものと安易に思っていました。
知らない人だと、うつむいて黙るのはよくあることだったので。

「できない」のではなく「恥ずかしい」だけだと。



また、検診には視力検査があり、事前に同封してあるランドルト環(らんどるとかん:Cとかcとかのマーク)を使って、自宅で実施するようになっていました。


指示通り、ランドルト環の裏に厚紙を貼り、メジャーで距離をはかり、実施。

見えてはいるようだけど、ふざけていて、イマイチ不明。


子供はいちこが初めてだから、見えにくさがあっても気付けるかは疑問。

自らセッティングして視力検査をするのも初めてだから、正直よく分からない。

これで合ってるのかな???



「視力検査が自宅で出来なかった場合は、会場で実施します」
とあったので、当日お願いしました。
不安だったから。


で、結果、視力は異常なし。


ほっと一安心、とはいかず、
「自宅では視力検査が出来なかった」
→指示を理解できなかった可能性がある

との判断。


こんなところも判断基準になるのね!と単純に驚きました。



いちこが発達検査に引っかかったことに、少なからずショックを受けつつ、フォローアップの予約をして帰宅しました。



***



そしてフォローアップの日。


改めて、様々なテストを実施し、約一時間かけて細かく見ていました。

もう記憶が曖昧な部分もありますが、


「顔を書いて」
→いちこ: 丸を書いて、中に目、鼻、口、髪の毛3本
→判定△ 耳がない、髪の毛が不十分


「片足ケンケンでココまで(3メートルくらい)きて、コーンを回って、元の位置まで帰ってきて」
(右足と左足、それぞれ実施)
→いちこ: まっすぐ片足ケンケンはできるけど、コーンを回る時にバランスを崩して両足がついてしまう。
右も左も、同じ。
→判定✕ 両足が一回でもついてはいけない
(体幹がしっかりしていない)


「ブロックで、同じ形を作って」
(積み上げたり、2次元、3次元の形を真似る)
→いちこ: 半分くらいできた
→判定△ 3歳半ならもう少しできるはず
(空間認知が弱い)


「折り紙を、同じ順番で折って、同じ形にして」
(三角に折って、半分にして、、など3〜5回くらい連続で折ってた)
→いちこ: 1、2回目の折りまでしか出来ず
(記憶力?)


あと、内容は忘れましたが、左右の握力をみるテストをして、左が弱いと言われました。



出来た項目もあったけど、全体的に△や✕が多く、「要経過観察」となりました。


でも、D子は不服。
「え。このテスト、本当に3歳向け?5歳位じゃないの?」

いちこは、まだ未満児クラスなのよ。


「できない事」を探すテスト、あるいはギフテッドのような突出した才能を見つけるテストだろうから、今思えば何もおかしくないのだけど、
星上手にできたことはスルーされる
星できない事を延々と探し、指摘される

とても苦痛な時間でした。



次回、◯ヶ月後の予約を取るよう言われた時···

D子:「実は3人目を妊娠していて、もうすぐつわりが始まると思うので一旦保留にしてください。
つわりが落ち着いたら、こちらから連絡します。」


・・・妊娠してたとしても2ヶ月目で、まだ母子手帳ももらってないのに、とっさに言ってしまった。

妊活中で、基礎体温もつけてて「今回はたぶん妊娠してる」と思ってたから、見切り発車で言っちゃった。



(無事、正常妊娠していた)

その後、妊娠中期と、出産後にも電話がかかってきたが「体調が不安定」、新生児訪問(と同時に実施を提案された)も「新型コロナが不安」を理由に予約をせず。

・・・今に至る。



子供が「生きづらさ」を抱えないための有難い検査なのに、私は自分のメンタルを守るのに必死だったヨショボーン
ごめんね、いちこ。


同じ過(あやま)ちは繰り返すまい、と心に留め、次回はニコの3歳児検診に臨んだ話です。

(つづく)