エルメスへ行ってきました。



店内をぐるっと回って、まず気になったのはピアス。



リザード(トカゲ)の皮が使われていて、ちょっと珍しい。
わりと大ぶりのピアス。


トランペットから着想を得たモチーフだそう。
過去にホルン奏者で購入された方がいましたよ、と言ってました。


そういえば私も昨年、DO (ディスプレイオンリー)に馬のタテガミを使ったロデオを見かけて、ほしいなと思ったんだった。
最近は、在庫を聞くのも忘れてた。

D子も趣味レベルだけど弦楽器を弾くので、「馬」つながりで欲しいなって。
(弦楽器の弓は、馬の尾の毛が使われている)
楽器ケースに付けたいな。

···エルメスの品がほしい理由など、このようにいくらでもあとづけできる。

下矢印これがロデオ。
下矢印ロデオの尻尾が、馬のタテガミのもの。
下矢印雰囲気は、ペガサスのほうが可愛らしくて好き。
ところで、エルメスで初めてピアスを購入した時に、言われたことが2つあります。

星ピアスキャッチの穴はシリコン塗装されていて、使うとすり減ってくる。ピアスが落ちるリスクがあるため、緩(ゆる)くなったら、持ってきてほしい。

星一般的なピアスよりもピアスの軸が太めなので、ピアスホールがキツイと感じる人もいる。

キャッチのみの販売はせず、商品全てを預けてほしいというのがエルメスらしい。
きっと預けたピアス本体も、メンテナンスしてくれるのでしょう。工房に送ると言っていました。

サイズも、私は違和感なく入りました。

ピアスの穴を開けて、はや10年。
もう穴が安定しているので、1ヶ月くらい付けなくても穴が閉じることはありません。


安定しているとはいえ、日常的にピアスを付けています。
ホールの維持と、顔周りのアクセントのため。

ばたばたと忙しい朝は、つい
アイシャドウを忘れたり。
眉を描くのを忘れたり。

そんなウッカリや手抜きメイクの誤魔化(ごまか)しに、ピアスが一役(ひとやく)買ってくれる笑

「つけっぱなしピアス」は、シャンプー後のタオルドライで引っかかったり、寝る時に痛くないことがマスト。

以前はキャッチがボールのタイプ↓を使っていましたが、



丸いのは、付けるのが難しい。加えて、外すのも難しい。
ツルツル滑るので、セロハンテープや滑り止めマットを”かませて”悪戦苦闘していました。



でも、この筒型のキャッチにしてからは、ノンストレス。
つけやすく、外しやすいこと「も」マスト!
とてもオススメ。



週に一度は外して、ピアスホールを掃除し、休日は違うピアスに。
夏は掃除用のフロスを、水ではなく、この耳掃除用のローションに浸してから穴に通すと、スーっとして気持ちいい。
こちらも、オススメ。



お値段13万円。
私が持っているピアスの中で、2番目に高額。


*****


さて、エルメスに来店予約をして手ぶらで帰るのは気が引けるので、毎回ひとつふたつは買いたい物の目処(めど)をつけて行きます。

それに、育児と仕事の合間を縫って、貴重な時間を使って行くからには、なにか収穫が無いと行った甲斐(かい)がない。

本日狙っていたのは、ツイリー。



このミニバッグに合うツイリーを、今年のコレクションから選びたいと思って来ました。
昨年末にふるさと納税で注文し、先月届いたバッグ。
納税額が約10万だから、鞄の値段は3万弱かな。

但馬(たじま)牛の皮に、姫路レザーのなめし技術を使い、製作された鞄。

この「姫路タンナータンニンなめし」の牛革は、黒から茶系色へと経年変化が楽しめる染色が施(ほどこ)されているそう。

いいねピンクハートこういうの、好き。


エルメスは好きだけど、日本の産業も応援したいと思っている。



素朴(そぼく)だけど、凛(りん)とした雰囲気。
メンズライクだけど、女性的なツイリーも合う。



今回購入したのは、かわいいピンクルンルン

2024 ss(2024春夏コレクション)から、春っぽくて、今ある紺×黄色とは雰囲気の違うものを選びました。


エルメス2024年の年間テーマは「フォーブルの魂(たましい)」らしい。

パリのフォーブル=サントノーレ24番地にある、エルメス1号店が、今の形になって今年で100年目とのこと。

今年がアニバーサリーイヤーだから、24(ヴァンキャトル)モチーフのものが多い。



このツイリーにも。

フランス語で、
1は ”アン”
2は ”ドゥ”
3は ”トロワ”
4は ”キャトル”
···と続いて、24は ”ヴァン キャトル”。

おなじみのHは ”アッシュ”。



鞄も3万、ツイリーも3万♪
このセットで、お花見に行きたいな。

(つづく)