ふるさと納税の返礼品として、秋田から納豆が”冷蔵便”で届きました。


もう何回もリピートしている、定番品です。

(あれ?前回頼んだときは、”冷凍”だったはず)

政府の方針変更により、返礼品に使える額が年々減っているので配送方法を変更したのか、はたまた私の記憶違いか。
「納豆って、冷凍保存できるんだ〜」
と、これをきっかけに知った気がするのだけど。


私もだが、うちのコは皆納豆が好き。
食物アレルギーがある1歳みつおも、はじめは大豆製品バツレッド(要注意)だったけれど、味噌から始めて今では納豆も食べられるように。そして大好きに。

参考 : アレルギー外来の担当医いわく、大豆は指定アレルギー物質(28品目)の中では比較的アレルギー症状が出にくく、出ても軽いらしい。

この納豆は寄付金額6500円。
返礼品に使えるのは3割以下なので約2000円として、送料が1000円とすれば納豆代も1000円。
4パック×3袋入りなので、1個約80円。

スーパーで売っている納豆が、3個入りで約100円。

ふむふむ。
割高ではあるけど、味はとても美味しいヨ。


D子がエルメスに行く理由の1つは、
「ああ、これが革製品の最高峰か」
「この手触りが、カシミヤの最上級品ね」
というふうに、そのジャンルの「top of the top (最高級)」を知る楽しみがあるから。

だから、同じように、
「納豆の高級品」
に興味がある人は、是非試してみてほしい。

 

 


私の中では過去最高に美味しいけど、最高級かどうかは不明。
過去を振り返っても、高級料亭で納豆が出てきた記憶が無くて比較できない。

いや、いちど、素麺(そうめん)のつゆ代わりに、すりつぶした納豆のジュレが添えられて出てきたか。

5つ星ホテルに泊まって、和朝食を選んだら、最高級納豆に会えるかしら。

そうそう、にかほ市の納豆にタレはついてません!

うちでは、
星しょうゆ+マヨネーズ
星塩+オリーブオイル
で食べてます。

子供は、醤油マヨ一択。

星めんつゆ+切ったトマト
でも、おいしい。


だけど···認めたくないけど、市販の納豆についてくるタレをかけるのが一番おいしい。

いや、だって、納豆専用に研究されたタレだから、合わないわけがない。

添付のタレ···悔しいけど、いい仕事してる。

(素材の味、納豆そのものの味を称賛(しょうさん)してるのに、うま味調味料をかけるのがちょっと悔しい)


そんなこんなで、家族で食べたら12パックなんてあっという間!
また頼もう。





《余談》


私が小学生の頃、ルナシー(河村隆一)のファンだった母とMステ(音楽番組)を見ていた時。

河村隆一サンが、
「納豆にはマヨネーズを入れて食べる」
(付属のタレとマヨネーズを両方入れる)
とインタビューで言っていた。

速攻マネする母。

あら。
入れてビックリ、美味しいじゃない。

・・・以来。
我が家では、「納豆にマヨネーズ」が定番です。





《もう1つ余談》


この、にかほ市の納豆、粒の大きさは中粒。
これがちょうどいい。
小粒だと、大豆のホックリした食感や味が楽しめないと思う。


でも、納豆を食べる理由が、『納豆の美味しさ』よりも『納豆菌を取ること』であれば、ひきわり納豆か、下のような納豆パウダーがいいと思う。

納豆菌は、大豆の表面につくので、表面積が大きいほうが菌の数も多い。

だから、同じ量なら
ひきわり納豆 > 小粒納豆 > 中粒納豆
の順に納豆菌の数も多い。
納豆が好きではないけど腸活したい人には、パウダーが良いのかもしれないけど、私はあまり···オススメしない。

味覚と腸内環境は相関(そうかん)があると思うから、『おいしくない』『苦手』と感じるものは、その人の体質に合わないのだと思う。
食べて『おいしい』と感じるものが、体が欲している栄養だと思う。
(砂糖の入ってるお菓子とか、カフェインとか、中毒性のあるものは別ですヨ)


納豆好きな私は、こちらも喜んで食べますが。
お味噌汁に入れたり、夏はヨーグルトに入れたり。
補助的に使うけど、美味しい納豆そのものを食べるほうが、好き。





今回届いた、にかほ市の納豆。

『踏み絵』として、納豆が苦手と感じている人全員に、この納豆を送りたい。

・・・ほど、気に入っています笑







*****





第一子のいちこが生まれた5年前、母は悩んでいた。

(自分のことを、なんと呼んでもらおうか。)

当時の母は60歳。
「いちこちゃん、おばあちゃんよー♡」
など、自分のことを「おばあちゃん」と呼ぶのは抵抗がある。

「ばぁば」
なんてもってのほか。絶対に嫌。


ちなみに60代の父は、
「もうおじいちゃんだから、そのまま”おじいちゃん”でいい。」
と、アッサリしていました。


母と私、2人で悩みに悩んだ末(すえ)。


D子:「・・・『おばあちゃま』は、どう?」

母:「・・・うん。

そうね・・・それがいいかな。」

よし、じゃあ、「おばあちゃま」ね。


私は馴染(なじ)みが無い呼び方だけど、イトコのイコトは代々医者家系で、
お父さま、お母さま
おじい様、おばあ様
と呼んでいたから、まぁ、身近にいないわけでもない。





・・・・・。


まぁ、しかし、うちでは無理でした。

そもそも、「ママ」と言い始めるのが1歳過ぎてから。

そこから、
「ちゃま」
「おばあちゃま」
と言うまで数ヶ月はかかる。

そこまでの1ないしは2年間、
《自分で自分のことを”おばあちゃま”と言い、周りにもそう呼んでもらわなければ》定着しない。

「おばあちゃまだよー」
「じゃあ帰るから、おばあちゃまにバイバイ〜しようね」
根気強く、粘り強く、使って話しかけないと。

しかし、「おばあちゃん」の言い方のほうが耳に慣れているので、皆続きませんでした。

時々D子は思い出したように
「いちこ、これ『おばあちゃま、どうぞ』って渡してきて。」
と促します。

が、
いちこ:「おばあちゃーん!はいっ!!」
と元気良く言ってる。
母:「ありがとう。いちこちゃんがお手伝いしてくれて、おばあちゃん嬉しいわー♡」

・・・。

完全に、自分でも「おばあちゃん」で馴染んでます。
もう、いいかな笑


結局、我が家には「おばあちゃま」の呼び方は定着しませんでした。


・・・さて、私に孫が生まれたら、なんて呼ばせようかな。