GOTOトラベルで世が沸き立つ9月。
Sがある日いいました。
「天狗に会いに行く。
鞍馬寺に行きたい」
Sの幼少期には、
私の大好きな加古里子先生の
この絵本を何回も読み聞かせたものですが、
長じて「会いに行きたい」と
言い出すとは夢にも思いませんでした。
というわけで、
急遽夫がSを京都に連れていくことに。
Sは
「基本的に日中は別行動をする」
「一緒に行動する時は
200mのソーシャルディスタンスを厳守」
という謎ルールを
夫に承諾させていました。
スピな子供、
まして龍と話せる子供などというと、
およそ年齢にそぐわない高貴な言動で
周りの大人もひれ伏すようなイメージですが、
そんなの(ヾノ・∀・`)ナイナイ
中二は中二ですので、
このブログの読者の方は、
どうか「Sくんって特別な子なんだろう」などと
思わないで頂きたいです。
こんなくそ生意気なルールを課せられても、
普段冷たい息子と旅行に行くチャンスに
食らいついていく夫。
親とは哀しいものですね。
10年くらい前に
京都へ父子旅に行った時には、
留守番の私と娘に
「蒔絵の手鏡」と「日本人形」という、
欧米人旅行者向けのお土産を買ってきて
私たちを凍り付かせたこの2人。
マジで何もお土産買わなくていいから、
天狗に会ったというネタだけ
持って帰って来いよ・・・
と念じながら、まだ薄暗い早朝
東京駅へ向かう父子の背中を
見送りました。
つづく
