私、たまーに占いに行きます。
人生の岐路を
占いに頼ることはしませんが、
「脳内が考え事で大渋滞」
みたいな感じの時に行くと
頭の中が整理されるし、
あくまでも「お楽しみ」として。
さて去年の話ですが、
我が町に、
ある有名なおじいさん占い師が
いるんですが、
その人の話を
いろんな人からたて続けに聞くので
「これは行けということか」と
思い切って行ってきました。
このおじいさんの占いは、
ほとんどしゃべらないで、
占い結果を紙に書き、
後からまとめて解説するスタイル。
(達筆すぎて読みづらい・・・)
家族全員見てくれるというので、
さして悩みなどなさそうな
Sのこともみてもらいました。
Sの姓名と生年月日をみて、
おじいさんは言いました。
「ん?!」
私
「あの、、、
何か気になることがありますか」
おじいさん
「んーーーーーーーーーー
この子は将来何かやるかもしれない。
何か目的があって生まれてきている。」
私
「それはないと思いますが、、、
担任の先生からも
人生迷走中ですねと
笑われてますから・・・
あっ
でもこの子、
龍が見えるとかいうんですけど、
そういうことですかね」
おじいさんは
分厚い眼鏡の奥から
私を上目遣いにチラリとみやって、
「…私も昔、龍をみたことありますよ」
そこから占いそっちのけで、
おじいさんのスピトークが
炸裂しました。
おじいさんの話によると、
子供の頃(70年以上前と推察)、
ある日法事があって
お寺に家族で行った時、
お坊さんがお経をあげる声に
合わせて、たくさんの人の
読経の声が聞こえたとのこと。
法事が終わって、
近くにいた家族に
たくさんのお経の声は
どこから聞こえたのか聞いたところ、
誰もその「たくさんの読経の声」は
聞いていなくて、
気味悪がられたそうです。
子供ですから、
「ふーん」くらいの感じで
お寺を出たところ、
木に細長い雲のようなものが
絡まっているのを眺めていたら、
スルスルっと空に向かって
その雲が泳いでいったのを目撃し、
後から考えるとあれは龍だった、
という話でした。
いやもう、
それから不思議なもの目撃談が
止まんない止まんないw
占い料金は
30分単位でかかりますから、
(おいおい、手短に頼むよ)と
内心気が気ではありませんでした。
でもまあ、
出るわ出るわ、
さすが占い師という職業柄、
自分や占い客の不思議話には
枚挙にいとまがありません。
会社がつぶれそうで
もう一家離散かという占い客が
ある日「仁王様」に会って、
そこから人生が急好転した話とか。
ブログでさらっと書くと
味気ないですが、
占い師のおじいさんの
しみじみとした独特の話しぶりは
けっこうリアリティがありました。
占いの所要時間は1時間半くらい、
そのほとんどが
おじいさんの不思議体験談の披露に
費やされておりましたが、
最後には思わずおじいさんと
握手してしまったくらいの満足感だったので、
気持ちよくお支払いしてきました。
こういうお金の使い方もよきよき。
おしまい
