<7月24日>

青森でのこの日の仕事を終えて、夜は懇親会に臨みました。

場所はホテルからもほど近い「三ツ石」という店でした。

 

暖簾をくぐろうとすると、これがなかなか凝っています。

「鯤(こん)」というの想像上の大魚をデザインした暖簾でした。

中国の古代から伝わる伝説上の巨大な魚だそうで、

特に「鯤鵬(こんほう)」という熟語で使われることが多く、

これは非常に大きな魚である鯤が、

巨大な鳥である「鵬(ほう)」に変化するという物語に由来するそうです。

 

暖簾をくぐると「三ツ石」の騎馬提燈が並んでいます。

ねぶた祭りのときにでも使うのでしょうか。

 

店に入ると弘前市出身の画家・彫刻家・現代美術家

「奈良美智」さんのサイン色紙がありました。

 

「三ツ石」で美味しい郷土料理と地酒をたっぷり味わったあと、

メンバーから二次会に誘われました。

新町商店街の中にある広場「パサージュ」へ。

 

「TORORO」というお好み焼きの店でした。

 

二次会の始まりというのに、まだ8時前でした。

昨夜呑み終えたのは、愛媛県今治市、

「山丹正宗」の八木酒造部の純米酒

「Jazz Brew」でした。

 

ラベルは酒瓶の鍵盤のデザイン。

「ONKYO」とのコラボです。

 

直訳すれば「ONKYO熟成」ということでしょうか。

 

原料米;愛媛県産松山三井100%、精米歩合;60%、

日本酒度;ー2、酸度;1.8、アルコール度数;15度。

杜氏;石田将志。

オンキョーの「音楽加振技術」で活性化させた酵母を使い、

JAZZを聞かせることで、香りと旨味を引き出した酒。

 

愛媛県の地酒をまともに買ったのは初めてだと思います。

聞かせたJAZZは、コルトレーン?マイルス?エバンス?

などと想像しながら、美味しくいただきました。

<4月6日>

早朝6時前から投宿していたホテルを出て、

たっぷり1時間近く「日産スタジアム」の周辺を散歩。

部屋へ戻ってから、朝食場所を探して再び外へ出たのは7時頃でした。

歩いていると「空から声が降って」来ました。

見上げるとロープ1本でぶら下がっている窓拭きの人でした。

 

飛び込んだ店は「横濱自家焙煎」「鮮度第一」

「POTIER COFFEE」「ポティエ・コーヒー」という店です。

 

豊富なメニューで、「甘み、酸味、苦み」が三角形で示され、

どのあたりの味なのかがひと目で分かる工夫がされていました。

 

「一粒のコーヒーに感謝をこめて」「鮮度第一」

「世界を旅するストレート」など詳しい説明があって、

お店の想いやこだわりが良く伝わって来ました。

 

確か「グアテマラ」を頼んだと思います。

 

この日の朝食はホットドック。

 

自家焙煎機です。

コーヒーの豊かな香りが店内一杯に拡がる店でした。

 

生豆でも、焙煎はお好みの煎り加減で提供してもらえる店のようです。

フラッ!と入った割には、素敵な店でした。