昨夜妻と二人で観て来ました。

今年のカンヌ映画祭で女優賞を獲得した

濱口竜介監督「急に具合が悪くなる」です。

 

月曜日の夕方の郊外の大型ショッピングセンターはガラガラ。

シネコンのこの映画も、まさかの「二人で貸し切り」でした。

底流にあるのは「理想の看護・介護とは?」というテーマですが、

「分断社会」「生と死」「保守とリベラル」「健常者と障碍者」

「自国民と外国人」「ロゴスとパトス」といった対立軸が次々に現れます。

ある意味、重い対立軸ですが、現代社会では避けては通れないテーマでも

あるので、深く考えさせられました。

 

「国宝」同様に、3時間を超える長尺ものであるにも関わらず、

数日間を丁寧に描いているので、ゆったりと時間が流れ、

後半は急展開でスピードアップして行く描き方で長さは感じませんでした。

心に残るいい作品でした。