<2024年3月8日>
ルクセンブルクの旧市街観光とフリータイムを終えて、
再集合場所である「憲法広場」へ集まったことは集まりましたが、
そこに待機しているはずのバスがおらず、待ちぼうけになりました。
慌ててあちこち連絡を取る添乗員さんを尻目に、
私たちは何もすることがなく、手持無沙汰で、そのあたりをぶらぶら。
バスがいつ来るか分からないので、遠くに離れるわけにはいきませんが、
私は広場外れの階段を下りて「ペトリュス渓谷」の底の方へ向かい、
下から広場を見上げてみました。
渓谷沿いに遊歩道が設けられていて、ずっと先まで行けます。
さらにもう数段下まで行けば渓流沿いまで行けそうでしたが、
さすがに戻って来るには時間がかかるので、このあたりまで。
ちらちら見ただけで、再び階段を登って広場へ戻りました。
それでも来ていないバス。
今度は広場の反対側の方へ行ってみました。
レンタルバイクがあります。
キャッシュレスで決済して、街の中を自由に走れる仕組みは、
最近東京などでもあちこちで見られるようになりました。
キャッシュレス決済して、ロックを外せば乗れます。
そんなレンタルバイクがあるのは、「憲法広場」の反対側。
広場の中心の慰霊塔の回りにツァーメンバーたちがたむろしています。
右に深い渓谷があり、旧市街全体が堅牢な要塞になっていることが
この角度からだと良く分かります。
渓谷の向こう側から敵が攻めて来ても、
難攻不落だったルクセンブルク。
「アドルフ橋」の高さが42mだそうですから、
渓谷がその深さだけあることになります。
バスの到着は約1時間遅れました。
何のことはない運転手が集合時刻を勘違いして、
どこかでのんびり休憩していたようです。
陽気なイタリア人ルイーズ運転手は「Scusa!」のひと言で、
あっけらかんとしていましたが、日本人ツァー客にとっては
言語道断・・・スタートから不穏な空気が溜まり始めました。