倉本さんが雑誌「財界」に連載した随筆集です。
90歳を超えて、益々舌鋒鋭く世の中をバッサリ!
一刀両断にしています。
【つくるという言葉には創と作がある。
AIには作という作業はできても
創という行為はできるわけがない。】
【進み過ぎてしまった文明社会は、
アクセルの改良のことばかり考え、
ブレーキそしてバックギアのことは
誰一人考えていないかに見える。】
「文明」が「進歩」すれば、世の中ますます良くなって
人びとは幸せになれる・・・と昔は思っていましたが、
私自身もこのトシになって、こんな世の中になるとは
思っていませんでした。
思うことや言いたいことは多々ありますが、
最近は「身の丈」を意識して粛々と静かに生きたいし
逝きたい・・・と思うようになりました。
【2025年4月22日 読了】