<2023年10月16日午前5時54分>

豪雨災害から足掛け94日目、ワンルームのアパートに

一時的に引っ越ししてから72日目になりました。

丸2ヶ月以上暮らしたアパートともそろそろお別れが近づいて来ました。

収納を兼ねたベッドの上に妻が寝て、私は床に寝る生活です。

 

間取りは、縦長のワンルームでバストイレ、家具家電、

Wifiなどがひと通り揃っていて、布団だけ持ち込めば、

すぐに生活できる物件でした。

逆に、自宅リフォーム終了後に家具家電等を買い直すので、

こういう物件でなければならなかった訳で、

見つけはしたものの、月額家賃14万円少々というのには

驚くと共に「やむなし」となりました。

 

テーブルは1m四方程度の小さなもので、

これでママゴトのように二人で食事をしていました。

小さなクローゼットの上に突っ張りポールを渡して物干しです。

 

ベッドを兼ねた下段は収納として使っていましたが、

「もぐり込む」形なので、扉は外して開放していました。

 

玄関ドアから一直線ですが、中仕切りドアは1枚。

 

キッチンは、ほんの申し訳け程度で、

とても真面目に料理するようなサイズではありませんでした。

 

キッチンが小さいので、モノを置く場所がなく、

仕方なく玄関前にワゴンを置いていました。

 

洗濯機はまぁ普通サイズですが、

干す場所は限られていました。

 

トイレは狭いながらもホテル並みサイズ。

ここも物置がなく、突っ張りポールで工夫していました。

奥が風呂です。

 

風呂はドアでトイレとは仕切られていました。

サイズはホテルシングルルームより、

更にひと回り小さいくらいで、

シャンプー類の置き場がなく、

マグネット小物入れで代用していました。

結局、アパート住まいの約3ヶ月間、

一度もお湯を張ることはなく、シャワーで済ませました。

 

豪雨で床上浸水に見舞われ、汚水に浸された1階を

全面リフォームするということは、

2階に住めればまだしも、これは現実的に難しく、

別にアパートを借りるしかなくなり、

実際に住んでみると、これが「現実」でした。