<2023年9月10日午後9時50分>
豪雨災害から足掛け58日目の夜。
被災してリフォームを決断し、工事の真っ最中の9月2日義母が逝去、
その葬儀で集まった親族間で「流行り病」のクラスターが発生する、
というまさに「トリプルパンチ」の渦中でした。
ワンルームのアパートで妻に症状が出たのが7日で、
隔離する必要があったため、その日のうちに私は事務所へ退避。
翌8日から私は2泊3日で青森~東京と出張が続きました。
この間、妻は娘たちの支援を受けながら、独りで病と闘い、
医者へも通ったことになります。
東京から帰った10日もアパートへは戻れず、
コンビニ弁当を買って事務所へ向かいました。
事務所には何もありませんでしたが、私の出張中に娘夫婦が
布団とテーブルなどを持ち込んでくれており、
私は事務所、妻はアパートという「別居隔離」生活です。
この間も工事は着々と進んでおり、壁の断熱材交換が完成。
壁面の再生、床のフローリングなどの工事が始まりました。
少しずつ少しずつですが、家の形が戻って行きます。
事務所での「別居隔離」生活となった私は、キッチンがないため、
翌11日は朝6時前に全国チェーンの定食屋へ。
昼は近くの病院の食堂へ行って「黙食」でラーメン。
といった具合の「ジプシー生活」になりました。
感染を回避し仕事を続けるために取った緊急避難的な
「別居隔離」生活でしたが、結果的に私は感染せず、
平常通り仕事も生活も続けることができました。