<2023年8月21日11時06分>

豪雨災害から足掛け38日目。

私たち夫婦は家具家電付きのワンルームアパートへ引っ越し、

大量の書籍は別のアパートの1室を追加で借りて運び入れました。

ガラ~ンとなった自宅1階では、リフォーム工事開始への準備が

着々と進んでいました。

まずコンセントを外します。

ネットを繋いでいるNTT回線用の部分はNTT関連業者が別に

外したと記憶しています。

 

バスタブも外して廃棄し、内側が丸見えになりました。

床下も柱も壁も汚泥がびっしり張り付いていました。

 

基板がやられたボイラーも外しました。

ボイラーの下の部分も汚泥がびっしり。

 

トイレの便器はまだ使える状況でしたので、

外して一時小屋へ保管することにしました。

外した跡は、綺麗にくっきり「便器形」の汚泥が残りました。

 

キッチンも外して廃棄。ここにも汚泥です。

予想はしていたとはいえ、床上浸水時に物理的に寄せられなかった、

浴槽、ボイラー、便器、キッチンなどの隙間にも汚水は例外なく入り込み、

乾いた汚泥が残っていることを目の当たりにして、

これらが全てカビや虫の発生原因になる可能性があることを想像すると、

「全面リフォーム」を決断して良かった・・・と思いました。

 

8月23日に孫たちから「差し入れ」が届きました。

カップ麺に書かれていたのは、

「おかたづけ、がんばってね!」のメッセージでした。