2年前の夏の甲子園で、

「深紅の大優勝旗の白河の関越え」を初めて果たした

仙台育英高校の監督がチーム作りについて語っている内容です。

 

 序 章 「日本一からの招待」を果たすために

 第1章 人生は敗者復活戦~思考論

 第2章 選手の声に耳を傾け、個性を伸ばす~育成論

 第3章 日本一激しいチーム競争~評価論

 第4章 チーム作りは文化作り~組織論

 第5章 教育者はクリエイターである~指導論

 第6章 野球の競技性を理解する~技術論・戦略論

 終 章 幸福度の高い運営で目指す“2回目の初優勝”

 

緻密で理詰めで科学的で説得力のある内容で、

マネジメントにも通ずることが多々ありました。

「人を育てる」とはどういうことか、が須江目線で語られています。

「日本一は勝ち取るもの以上に、招かれるものである」という、

謙虚な姿勢に好感が持てました。

 

【2024年9月30日 読了】