<2023年8月5日午前4時41分>
豪雨災害から足掛け22日目。丸3週間が過ぎました。
この日の朝は、内水氾濫で汚水に浸かった「そこらじゅう」のお宅の
「床下の形状」が気になりました。
我が家は換気口のない形で、土台は約50cmほどの高さがあります。
床下換気は、建物と土台の間にわずかな隙間があって、
そこから空気が通り抜ける構造です。
こちらのお宅は、土台の高さは似たり寄ったりですが
換気口があります。
この場合は、換気口から浸水が始まると思われます。
こちらのお宅は、換気口のサイズと土台の高さがほぼ同じ。
ただし、地面が盛土をしているので、もともと高くなっています。
こちらのお宅は、建売で最近引っ越して来た方ですが、
土台は80cmくらいもありそうです。
このためギリギリ「床下浸水」で済みました。
こちらのお宅は車庫のシャッターに「水位」が示されている通り、
土台は低いですが盛土があるので、
床下か床上のどちらかだったと思われます。
学校のグラウンドのブロック塀は、
ちょうど「水位」に当たるところまで変色していました。
最上段だけは「水の上」だったと思われます。
計測してみると「93cm」でした。
ここの地域の「内水氾濫ハザードマップ」では、
最高水位が「45cm」と表示されていましたので、
実際はその「2倍」ほどの水位になったことになります。
つまり「ハザードマップは目安にはなるものの、
2倍の高さになる可能性もある」という教訓です。
町内で話題になったのが、「床暖」施工をしている家です。
地震ではビクともしませんが、水には弱く、
かつ床暖パイプの周りなどに汚泥が詰まれば、
「全交換」の必要性が出て来ることになるとのことでした。
この頃目立ち始めたのが「野良猫」です。
とくに空き家は手つかず状態でしたので、ネズミや虫など、
どれだけ繁殖して行くのか・・・考えるだけでもぞっとしました。
そして、この日から、数キロ離れた場所に急遽借りた
「ワンルームアパート」への引っ越し作業を開始しました。