昨夜呑み終えたのは、岩手県奥州市、

岩手銘醸の「奥六 90%」でした。

特別純米ですが、精米歩合は90%、

つまり殆ど削らず食米に近い米で醸したものです。

 

「奥六」シリーズは3酒類目で、

青は山廃、緑は純吟、そして今回は赤の剣舞です。

 

「奥六」の由来と、杜氏の三浦さんが

自ら踊る「川西大念佛剣舞」の解説が首ラベルです。

 

原料米は杜氏の父が栽培した「結の香」

精米歩合;90%、アルコール度数;15度。

【これは未完成。人も酒も成長に終わりなし。】

のメッセージ通り、荒々しさがまだ残り、

成長途上、低精米への挑戦の過程なのかも知れません。

冷では個性が際立ち、燗にすると深い味わいが出て丸くなります。