<2023年8月1日午後5時38分>
豪雨被災から足掛け18日目。月が変わって8月になりました。
被災直後から多くの方々に「支援物資」をいただきました。
当初一番ありがたかったのは雑巾やタオルです。
とにかく汚泥を洗い流して拭き取ることが先決でしたので、
この差し入れには本当に感謝です。
ありがたいことはありがたいけど、結構大変だったのは「食」です。
ここぞとばかりに腕によりをかけて普段食べないような御馳走を作ってくれたり、
「精が付くように」「元気が出るように」と唐揚げはじめ肉系揚げ物系が
連日届いたりしましたが、疲労困憊の身体と年齢は受け付けず、
かと言って「恕」を捨てるわけにもいかず、延々と食べ続けました。
それが18日も過ぎると、遠方から宅配便で送られて来るケースがありました。
例えば博多名物。これは日持ちもするし、ありがたかったです。
沖縄からも大量に送られて来ました。
これもいつ食べてもいいものばかりで、楽しみになりました。
そんな各地の名物をつまみながら、
お酒は普通に呑んでいました。
町内のゴミ集積ボックスです。
かなり酷い状態になっていました。
支柱が壊れたりして、かなりの傷み具合ですが、
市の規程では簡単に交換できず、
すったもんだの挙句、結果的に自己負担で交換する羽目になりました。
こんな「お知らせ」が何枚か「回覧」を前提に配られました。
前も紹介した通り、被災で「回覧は機能していない」と
いくら言っても聞き入れてもらえず、
結果的にみんなが目にするようにゴミ集積所に「貼り付ける」
という手段を取ったものです。
翌8月2日。
豪雨で水没し、ずっと通行止めになっていた地下自動車道が、
ようやく片側だけ通れるようになったというので、走ってみました。
夏の一大イベントである「お祭り」の日に合わせて、
突貫工事で泥の除去作業をやって来たものの、
片側までしか出来なかったということだと思われます。
8月3日から、夏祭りは通常通り開催されました。
「記録的大雨乗り越え」というタイトルが踊っていますが、
実際は「乗り越えた」どころか
「跡片付けやら何やらで祭りどころではない」状況の中で、
悪戦苦闘はまだまだ続くことは目に見えており、
被災した身にしてみれば、正直シラケムードでした。