<2023年7月30日午後1時32分>
豪雨災害から足掛け16日目。
この画像が残っているということは、
この日に「被害届出証明書」が届いたんだと思われます。
これは「罹災証明書」とは違います。
「被害届を出したという証明書」という分かりにくい証明書でした。
確か保険会社に提出したような気がします。
罹災証明書も含めて、証明書や申請書など「書いて提出する」書類が
とにかく多く、それでなくても日々後片付けやら何やらで
忙殺されている身にとっては結構な負担でした。
被災者側からしてみれば「罹災証明書」さえあれば、
様々な手続きがこれ1枚で通るようにしてくれないものか…と思ったものです。
その「罹災証明書」でさえ、市の窓口へ申請に行ったときに、
「何枚必要ですか?」と訊かれて「はぁ?そんなこと分かるかぃ!」と呆れて、
とりあえず10枚申請しました。結果的にそんなには要りませんでしたが…。
このころ気になったのが近隣に点在する空き地と空き家です。
施設に入ったまま、事実上の空き家になっているお宅。
被災して、どこかに一時避難したお宅。
家主が数年前に亡くなって、崩れ落ちて来たお宅。
こういった空き家は手つかずで放置されていました。
ここにも例外なく汚水は入り込んだ訳で、
汚泥、雑菌、細菌、害虫、害獣の棲家になるかも知れないことは
明白ですが、手の施しようがありませんでした。
日々新たな決断を下して、廃棄処分する家具が増えて行きました。
一般ゴミに災害ゴミが加わってゴミの量が増え、
カラスにやられることが増えて行きました。
復旧リフォーム工事に備えて段ボールを買い始めました。
最初はスーパーなどにある無料の段ボールをもらってみましたが、
とても間に合わないのと、サイズがバラバラだと
却って運びにくいと感じて、新品にしました。
ところが、ホームセンターでは段ボール不足が始まっており、
被災者の需要が急増していることが分かりました。