一昨日、初めて「狂言の世界」を堪能して来ました。
野村万作・萬斎・裕基の三代競演です。
5列目の真ん中という絶好の席でした。
演者はわずか9人。
舞台は「三本松橋掛かり」と「本舞台」のみというシンプルさ。
番組は最初の解説のあとに、「二人袴」と「六地蔵」というもので
いずれも分かりやすく、場内は爆笑になりました。
「このあたりの者でござる」「田舎者でござる」「心得た」といった
狂言用語が耳に残りました。
満92歳の人間国宝万作さんが元気に主役を演じるのは、
凄味さえ感じました。