日本のクラシック界では知らない人がいないくらいの

二人に関する本でした。

ただ確かに、山本直純さんはクラシックを代表する

一人であることを知らない人も多いかも知れません。

 

 第1章 齋藤秀雄指揮教室

 第2章 大きいことはいいことだ

 第3章 オーケストラがやって来た

 第4章 天・地・人

 第5章 1万人の第九とサイトウ・キネン

 第6章 鎮魂のファンファーレ

 

こんなフレーズが何度か出て来ます。

【二人がまだ世に知られていない若き日、

 直純は小澤に言った「オレはその底辺を広げる仕事をするから、

 お前はヨーロッパへ行って頂点を目指せ」】

 

結果論としてその通りになったと思いますが、

直純さんがこんなに凄い人だということは、

今まで知りませんでした。

 

【2024年5月17日 読了】