<2023年3月27日>
下総ドライブで訪れた香取市佐原での街歩き。
千葉県の指定文化財にもなっている「佐原三菱館」の中を見学し、
外へ出て来ました。
建物の入り口には「川崎銀行佐原支店」の文字が
今でも残っています。
明治13年(1880)に「川崎銀行佐原出張所」として
建てられたのが最初ですから、143年の歴史があります。
その後合併等により「川崎第百」「第百」「千代田」「三菱」
と銀行名が変わり、今に至っています。
街歩きを続けます。
古びた「中村屋」の建物の隣は「鎌倉わらび餅」の店舗。
最近は全国どこでも見かけるようになった店舗で、
行列ができている確率が高いのですが、ここはありませんでした。
「忠敬橋」まで来ました。もちろん「伊能忠敬」所縁の橋。
橋の欄干の上に乗っている三角扇形は、町並み資料館で
この説明を見ていなければ分からなかったであろう「象眼儀」です。
橋の下を流れるのは「小野川」。
「舟めぐり」を楽しむ観光客を見下ろします。
ただ、この橋は架け替え工事中でした。
現在地の「忠敬橋」が佐原の街の中心のようです。
工事中の橋から、川岸を歩いて行きました。
ここが「舟めぐり」の乗船場のようです。