<2023年3月27日>
下総ドライブで訪れた「香取市佐原」。
「佐原町並み交流館」に入って「佐原の街並み展示」を見学。
重伝建指定を受けた地区の歴史的建造物の写真が並び、
大きな鳥瞰図面もありました。
この鳥瞰図はマップにもなっていて、
町の中を流れる「小野川」沿いに古い街並みが残り、
それが「小野川水門」から「利根川」に注いでいます。
その向こう(鳥瞰図の上部)には「常陸利根川」「霞ヶ浦」まで
描かれていました。
「佐原張子」はダルマです。
この張り子の技術が大祭の大人形に繋がっていると思われます。
重伝建保存地区の建物一覧と解説もありました。
昔の金庫室も、今は展示室です。
お隣にある「三菱館」の解説ですが、ここに金庫室があるので
こちらも銀行の営業室だったものと思われます。
東京駅の外観と類似する雰囲気があります。
14時46分で止まった掛時計は、東日本大震災の時刻です。
あの地震で重伝建の建物群にかなりの被害が出たようで、
ここの建物を含めて、修復・復旧作業が続けられた様子が
記録として展示されていました。
東北の太平洋岸の甚大な被害が注目されて、
千葉県の被害はあまり報道もされなかったので、
佐原の状況は、このとき初めて知りました。