最も頻繁に登場するのは、父である阿川弘之氏です。

それだけ父の拘りが凄かったのと、

娘の佐和子さんもそれに輪をかけて凄いことが分かります。

 

賞味期限、消費期限、腐りかけ・・・的な食材の

リスクをものともせずにひっくり返して行くあたりは

さすがだと思います。

 

これだけ「食」ネタで語れる人はなかなかおらず、

しかも爆笑エッセイに仕立て上げる力量は大したもの。

短文の最後のひと言が効いているあたりが、

彼女の真骨頂かも知れません。

 

【2024年3月26日 読了】