<2021年4月2日>
「COVID-19」禍中の放浪ドライブは新潟県長岡市の
「寺泊漁港」から北へ向かい、
山を登って大型バスの駐車場のあたりに車を止めました。
参道に土産品店が並び「あんころ餅」の看板が見えます。
閑散とした参道商店街で1ヶ所だけ小さな列ができている店がありました。
「鎌倉わらび餅」です。
全国どこにでもあって、どこにでも列ができている店。
「表参道」の大きな看板のある所まで道を下って来ました。
30m先にあるのは新潟の鎮守「弥彦神社」の鳥居です。
弥彦山頂には、「パノラマタワー」が4月3日ですから
この日の翌日にオープン予定となっていました。
表参道側ではなく、ショートカットとみられる道へ入って行きました。
朱塗りの橋が出現。しかもお社になっています。
「御神橋玉ノ橋」でした。
神社の記録によると「和銅四年」ですから「西暦711年」に
この橋の記録があるそうです。
予想以上の古さと由緒正しさに驚きました。
明治時代の大火でも焼失せずに残った橋で、
その後霊峰弥彦山を流れる清流「御手洗川」に修理復元されたとのこと。
いまでは「神の領域」になった「玉ノ橋」ですから、
こうして立派な屋根がかけられて、実際は渡れず、
「手水舎」のような位置づけになったようです。