1981年8月22日、台湾で飛行機事故があり、

乗り合わせていた向田邦子さんが星になりました。

その星は、43年経ったいま、益々光り輝いているように感じます。

 

 第1章 愛され続ける作家の軌跡

 第2章 思い出交遊録

 第3章 人々を惹きつける作品の魅力

 第4章 家族が見た素顔の邦子

 

「第2章」では、直木賞受賞の裏経緯が、

「第4章」では、直筆の遺言状の存在が晒されています。

通常であれば作品を通してしか知る機会がなかなかない、

「作家の素顔」が、この方ほど多方面から言及されて来た方も

珍しいような気がします。

 

向田さんの本は殆ど、関係本も相当数持っている私としては、

「さらに深く知る」機会になりました。

 

【2024年3月4日 読了】