<2023年7月29日>
岩手県平泉町での朝の散歩は、投宿していた「舞鶴荘」まで
戻って来ました。
予約したときは「舞鶴荘」の意味は分かりませんでしたが、
散歩してみて初めて、目の前にある「観自在王院跡」の
「舞鶴が池」がその由来であることを知りました。
散歩したルートは、だいたいこんな感じです。
真ん中に拡がる「舞鶴が池」を中心に、
ひと回りして戻って来たことになります。
もうひとつ実感したのは、この辺りが遺跡だらけなこと。
平泉は「掘れば何かしら遺跡が出て来る」という話を聞きますが、
まさにその通りで、如何に藤原時代が栄華に満ちていたかが分かります。
宿に戻ったのは6時過ぎ。寝静まっているのかまだ静かでした。
玄関の衝立も藤原王朝風。
衝立の隣に大きな振り子時計がありました。
フロントと小さなロビースペース。この奥が大広間です。
平泉町に泊まったのは、このときが初めてでしたが、
他のところと違ってかれこれ1,000年前という遥か悠久の時の流れを
随所に感じる空気が支配していました。
【FIN】