<2022年10月5日>
長崎の旅で訪れた「グラバー園」。
エスカレーターで登って来たところに「居留地境」の石柱がありました。
【長崎外国人居留地の土地は大浦、東山手、南山手などの
エリアごとに区画割りが行われ、各区割りは「地番」と呼ばれた。】
これが少し前に出島で見かけた「地番境」の石柱のことです。
【居留地とその外との境にも石柱が建てられ、
居留地の境が示された。】
というのがこの「居留地境」の石柱のことでした。
大きな錨のようなものが置かれていました。
三菱重工長崎造船所の錨です。
グラバー園の一番高いところにあるのが
「旧三菱造船所第2ドックハウス」でした。
元々は「飽の浦町」にあったもので、昭和47年にこの場所へ移築。
三菱造船所第2ドックの建設時に建てられた外国人乗組員用の宿舎です。
建物の中に入り、ベランダへ出ると長崎港が一望できます。
「グラバー園」の全景と、その先の港が綺麗に見えていました。
港から市街地まで一望できました。