<2022年10月29日>
津軽半島巡りで訪れた「高山稲荷神社」。
ここの名物「千本鳥居」を下からくぐり始めると、
緩やかにカーブする坂道に沿って整然と鳥居が並び、
歩いていると身体全体が「朱に染まりそう」な感覚でした。
立ち並ぶ朱塗りの鳥居の列の途中から、
太鼓橋を渡って池の向こう側へも行くことができました。
「千本鳥居」の終点は、小高い丘の上で、
境内を見下ろすことができます。
後ろを振り返れば、くぐり抜けて来た「千本鳥居」。
朱と朱が重なって、まさに「朱のトンネル」でした。
丘の上は、つまり頂上は、朱の欄干に囲まれた展望台になっています。
その展望台の横に並んでいたのが、この狐様の石像群。
これも寄進されたものと思われます。
稲荷信仰は商売繁盛への祈りですので、
最果てのような津軽半島のこの場所に、
これだけの大量の「祈りの証」があることに驚きでした。