昨夜呑み終えたのは、群馬県川場村、土田酒造の
「研究醸造DATA.15」でした。
土田酒造を訪ねたのは、ほぼ1年前の2022年3月27日。
蔵元のSHOPに並んでいた限定品の1本でした。
「アミノ酸のうまみ爆弾」というサブタイトルがあります。
麹歩合;15%、製麹時間;33時間、使用種麹;焼酎用黄麹、
使用酵母;酵母無添加、精米歩合;90%ですから
日本酒の「常識」を超越しています。
醸造アルコールも発酵補助剤も全く添加していない、
純粋な生酛づくりに徹しています。
アルコール度数は16度。
なぜそんな研究をするのか、ということが
きちんと説明されています。
解説動画の最後に、社長と杜氏が「1年置いたら面白い」という主旨の
発言をしていることを、あとで知りました。
私も面白半分に1年置いておきましたが、
醸造時点からは2年ほど経っていることになります。
「酸」の旨味を堪能することができました。