<2022年7月29日>
築地界隈の朝の散歩で訪れた「築地本願寺」。
親鸞聖人像や石碑が並ぶ一角とは正門を挟んで反対側に、
立派な建物が建っていました。昔はなかったような気がします。
「合同墓」の建物です。
「へぇー、こんなのがあるんだ」と思いながら近づいてみると、
まだ朝6時前なのに、扉が開いています。
恐る恐る中へ。誰かに咎められたら即刻退散するつもりでした。
とりあえず、そこに置いてあったパンフレットを手に取りました。
合同区画=30万円、個別保管6年=50万円、個別保管32年=100万円。
つまり、合同葬にするまでの間、7回忌or33回忌まで個別保管するかによって
値段が違うということです。
何と奥まで入ることができました。
要は誰でも入れる仕組みになっており、
全く無関係の一般人でも入って来れるようです。
「合同墓」に埋葬された人を弔問する人は、
すべからくここで手を合わせることになります。
盆や彼岸のときは大行列になり、「一人何分まで」なんて
時間制限が設けられるのかな?などと考えながら、
金ぴかの仏像の上の天窓から見える本堂の頭を眺めていました。