<2021年3月31日>
放浪ドライブで訪れた福井県の「永平寺」。
山門から浴室前を通って、「唐門」方面へ下って行きました。
振り返ると山門の威容が凄い迫力です。
山側は急斜面になっていて「砂防災害復旧工事」が行われたという
プレートが嵌め込まれていました。
昭和38年ですから、かれこれ60年前です。
杉の大木の向こう側に鐘楼を見ながら、下って行きました。
鐘楼です。
この崖の前の道は車路にもなっていました。
「唐門」の前へ。金箔も見える豪華な門です。
「唐門」の前で写真を撮っていると、修行僧とおぼしき3人が
山門へ向かって行きました。
それぞれが引っ張っているのはトランク。
当たり前のことですが、お坊さんとトランクの組み合わせが、
何となく不思議な感覚でした。
剃髪に作務衣姿には、柳行李のようなものが似合いそうです。
車路と石段の間にある数本の杉の大木。
樹齢もかなり長そうで、これまで何人の修行僧の姿を見て来たんだろう?
と思いながら、「唐門」の前を通り過ぎました。